世界を混乱に導く 「トライバリズム」 の発生
 

 


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世界を混乱に導く 「トライバリズム」 の発生
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天が与えて下さった学びの場 @
天が与えて下さった学びの場 A
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支援金送付の報告
天が与えて下さった学びの場 C
世界を揺るがすトランプ政権
天が与えて下さった学びの場 D
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災害大国と化した米国の惨状 @
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それは「魂の素」 と「心の素」の
         表面化現象である

 

 
 


トライバリズム」は自分と異なった考え方を持っている人との協調性を
失わせるため、争いを広める事になると警鐘を鳴らすグテーレス国連事務総長

 

 

読者は「トライバリズム(「Tribalism」)」という言葉を聞いたことがあるだろうか? 最近、海外のニュースでしばしば取り扱われるようになった言葉で、同じ主張の人々がまるで部族のように 集まって行動し、他のグループと対立して対話したり妥協することが難しくなる一種の社会現象である。

つまり、己の考えを隠すことなく表に出し、同じ考えや意見を持った者同士がグループを作る一方で、自分たちと異なる考えを持つ人々の意見は一切受け入れずに、相手を力ずくで屈服させようとするはなはだ危険な行動である。 彼らには「妥協」や「歩み寄り」の心が消えてしまっているのだ。

私は以前から講演会や著書で、これから先、人間界で起きる大きな現象の一つが、「魂の素」「心の素」が出ることであると言って来た。HPにも何度も記して 来たので、よもや読者は忘れてはいまい。我々人間は長い間、自分の「素」を心の奥にしまい込み、表に出すことを避けて来た。友人や隣人との友好関係を保つために必要だと考えて来たからである。

しかし、地球に再生と次元上昇をもたらす「ソーラーフラッシュ」現象の発生が近づいている今、心の内面を隠し通すことが出来なくなって来ており、「魂の素」や「心の素」が表面に出るようになって来ているのである。 

その結果、発生し始めているのが、親しかった友人や知人との間にすきま風が吹き、交流が無くなる「疎遠化現象」である。一方で、これまで交流の薄かった人との 「親睦化現象」も発生するようになって来ているのである。これから先は「素の心」が通じ合う者同士の交流が中心となってくる事になりそうである。

 
 

「トライバリズム」の発生によって真っ先に国を二分する状態に
陥っているのが、トランプ大統領率いる米国とメイ首相率いる英国である。
 

 

 

 
 


米国における分裂闘争

 

 
 

 
 


英国におけるEU離脱を巡る闘争

 
 

こうして見てみると「トライバリズム」と言われている現象が、人間の「魂の素」や「心の素」が表面に出る ようになった結果、表面化した現象であることが分かる。その結果、人間界における全ての面で、民族間や宗教間の対立や白人と黒人間の対立、富める者と貧しき者との対立、さらには政治に関する 極端な右派と左派の対立が表面化して来ているのである。

人間社会を様々な面で2分化するこの「トライバリズム」 は、味方と敵を鮮明にし、自分が属する人種、民族、宗教、国家、政治信条を優先させ、居心地の良いグループに入り他者を拒絶させ屈服させるところとなる。 その結果、発生することが懸念される点が次の3点である。

@ 民主的な手続きが困難になる。
A 社会の共生が難しくなる。
B 世界秩序が脅かされる。

そうした危険な思想「トライバリズム」を生み出す先駆けとなったのが、他ならぬトランプ大統領 の登場である。現在彼が推進している「米国第一主義」なる考えは、従来なら国民から猛反発を受けるところとなったはずである。なぜなら、自国第一主義とは自分さえよければという自己主義であるから、世界の覇権国家である米国には不適切な考えであるからである。

しかし、その米国第一主義がまかり通っているのは、トランプ流の考えや行動に賛同する人間が半分近くに達しているからである。つまり、米国は「トライバリズム」によって国家の2分化現象 が発生するところとなったのである。

同じ現象が発生し混乱の渦に飲み込まれているのが英国である。EU(欧州連合)からの離脱投票で離脱が決まったものの、賛成、反対はほぼ互角。その後の離脱協議を巡っての議会審議 では何も決まらないまま時間だけが過ぎて来ており、「合意なき離脱」が刻一刻と近づく状況となっている。

 
 

 
 


フランスで発生した「黄色いベスト運動 」は「心の素」の出現によって、
貧困層の人々の富裕層への憎しみが爆発した典型的な事例である。

(
Getty Images)

 
 

こうした英国議会での審議の様子を見ていると、「トライバリズム」の本質である、同じ考えや意見を持った者同士がグループを作り、自分たちと異なる考えを持つ人々の意見は一切受け入れずに、相手を力ずくで屈服させ自身の考えを最後まで押し通そうとする考え方が、議員一人ひとりの心の中に蔓延して来ているのがよく分かる。

こうした「トライバリズム」による混乱は英国や米国の社会だけでなく、世界全体に広がっていくことになるのではないか、私はそう考えている。フランスで発生した「黄色いベスト運動」がまさにその一例である。極限に達した貧困層とフランス政治を我が 物にしている富裕層との対立である。

長い間、貧困にあえぎ続けて来ていた農村地帯に住む超貧困層の人々が、「魂の素」「心の素」の出現によって、押さえて来ていた不満を爆発させ、それに心を合わせた同じ貧しき人々が 一体となって、都会に住む富裕層の人々に戦いを挑むところとなったのである。

こうした現象は日本のような対立の少ない穏やかな国に住んでいると、あまり感じない人が多いと思うが、いつまでも他人事と考えていると、臍(ほぞ)を噛むことになるに違いない。 これから先、外国人材の採用などが進み、生活の苦しさを彼らに向けることになれば、いまヨーロッパ諸国で起きているのと同じ動きが起きてくる可能性は決して小さくないからである。

これから先勢いを増す「魂の素」や「心の素」の表面化現象は、あらゆる面で分裂化を進めることになることを、心に留めておいて頂きたい。その時は目前に迫っているからである。

 
 

 




 

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