例年、3月末には3000本のソメイヨシノが咲き誇ることで有名な首都ワシントンDCのポトマック河畔の桜並木。しかし、今年は
厳しい寒波と雪に見舞われ蕾のままの状態が続いていた。ようやく数日前から開花が始まり、昨年に比べると2週間近く遅れてようやく満開を迎えようとしている。ところが9日には気温が何と30度を超え、半袖シャツの桜見物というなんともおかしな風景が見られた。
一方、
イエローストーン国立公園のある西部のモンタナ州では9日大雪に見舞われており、街は一面雪景色。また先月、高温で山火事が発生していたコロラド州では突然寒さがぶり返し、日中の最高気温が−6度と真冬並みになって、2日前の+19度と何と25度の温度差が生じた。
この季節外れの大雪はカナダを覆った寒気団の一部が、南のモンタナ州やコロラド州に向かって大きく突き出たためであるが、その様子を気象図で見ると
、まるで米国をなめつくす魔神の舌のように見えて不気味である。実際、暖気と寒気の温度差がこうした形で広がると、大型の竜巻や突風を発生させることになる。
今年は春先から夏にかけて、かってないほどの数の竜巻が米国全土を襲うことになるのではないかと思われるが、その中の幾つかは超大型となり、各地に甚大な被害をもたらす可能性が大きい。すでにお知らせしているように、札幌のある女性は、米国全土を
覆う5つの超巨大な低気圧のヴィジョンを見せられている。今年の米国の竜巻やハリケーンは数、大きさ共に記録的なものになりそうである。
米国と中国が持つ「国のカルマ」がいかに凄まじいものであるかについては、次回の講演会でお話しする予定だが、単にそうした国家的カルマの刈り取りのためだけではなく、両国が自国の発展のために目論むおぞましい野望を阻止するためにも、巨大な自然災害の発生は
必要なのかもしれない。世界が彼等の意図通りに進んでいっては、地球そのものの破壊が免れられないからである。