時を同じくして始まった火山活動
太平洋を取り巻く環太平洋火山帯(クリックで拡大)
富士山には、マグマの上昇や山腹の隆起現象など噴火の兆候が見え始めており、そう遠からずして噴煙を上げ始めるのではないかと懸念されていることは、前回のHPで記したところであるが、時を同じくして、フィリピンのマヨン火山、カムチャッカのトルバチク火山、メキシコのポポカ トペトル火山が活動を開始し始めたようである。
富士山を含めていずれも環太平洋火山帯に属している山々であるからして、もしも、地球規模のマグマの動きが始まっているとしたら、一斉に活動を始めたとしても何ら不思議はない。富士山の噴火が「世界の火山帯の噴火活動開始の狼煙(のろし)となる」ことは、既に龍神系の神様から伝えられていることである。それはまた、アセンションに向けた地球の激動の始まりを告げることでもあるのだ。
それだけに富士山噴火の時期は非常に重要で、アセンションの成否が掛かっていることになるわけだが、今はまだその時期ではないというのが、龍神様の伝えてきておられるところである。だからこそ、 連日連夜、龍蛇族系の神々様が総出で噴火を押さえているのである。
詳しいことは改めてお知らせする予定であるが、先ず読者の方々におかれては、1日の中で少しだけでも時間を取って頂き、「 しかるべき時 (地球にとって最も望ましい時)まで噴火が押さえられるように」心から祈願して頂きたいと思っている。
念のため申し上げておくと、日本国のシンボルでもあり聖なる地でもある富士山とその周囲一帯が今世界遺産に登録されようとしていることに対して、龍神系の神々様は大変お怒りになっておられるようである。
単なる観光地の一つとして訪れる外国人や日本人によって、ゴミや吸い殻がまき散らされて景観が汚されるだけでなく、ボルテックスが低下させられて神々しい雰囲気が失われることに対する怒りである。私自身何度となく訪ねていたマチュピチュが世界遺産に登録されてから、一気に訪ねる気がしなくなったことを考えれば、龍神様のお怒りの気持ちが分かろうというものである。
なお、8日の午前中に、静岡県の富士宮市、富士市、沼津市、焼津市、伊東市、御殿場など広いエリアで、ドドドド、ゴロゴロという地鳴りが聞こえたため、「爆発音のような連続音が聞こえるが、地震や噴火の前兆ではないか」という問い合わせが、 静岡県の防災課や各市役所に殺到したようである。9日にも富士市で同様の爆発音が聞こえたという報告が入っている。
富士山麓の自衛隊の演習ではないかと考えた人が多かったようだが、山梨県側ならいざ知らず沼津市や伊東市では距離が離れているだけに 、そのようなことはあり得ない話である。現に爆発音らしき音が聞こえて来たのは海岸の先からだというから、なおさら演習によるものとは考えにくい。地下断層の摩擦による異常空振音の可能性が高いように思われる。
昨日のテレビ朝日では、東大の笠原教授が天竜川のアユの大量死や浜名湖と愛知県境で発生している低周波振動地震やゆっくり滑り現象は、天竜川沿いの赤石断層のずれの影響だとして、それ らは、東海地震の前兆現象であると明言されたようである。いよいよ地震学者も黙していることが出来ない状況になってきたようである。
フィリピン・マヨン火山
フィリピンで最も活動が激しい火山の一つでもあるマヨン火山。 7日、上空まで噴煙を上げた(ロイター)
フィリピン北部ルソン島のアルバイ州にあるマヨン火山(2462メートル)が7日午前8時(日本時間同9時)ごろ、噴火を始めた。登山中の観光客5人が岩に当たるなどして死亡。噴煙は一時、高さ500メートル以上に達し、自治体は火山から6キロ以内を立ち入り禁止にするとともに周辺住民にも避難を呼び掛け ている。
フィリピン火山地震研究所は、噴火は2009年以来で「小規模な水蒸気爆発ではないか」と説明。大規模な噴火が起きる兆候は現時点で確認できない ものの、警戒は必要であるとしている。
カムチャッカ半島・トルバチク火山
カムチャッカ半島のトルバチク火山
7日、カムチャッカ火山観測所は「大噴火の際できた裂け目のクレーターの活動が、5月に入って活発化し始め、現在、溶岩が100メートルの高さまで噴出している」と発表。
トルバチク・プロスキイ火山は、昨年11月27日に噴火を始め、南斜面に二つの裂け目ができ、そこから溶岩が噴出、上のクレーターからは6キロ以上、下からは約20キロにわたり溶岩が流れ出た。
前回トルバチク火山が大噴火を起こしたのは、1975年から76年にかけてで、それにより周辺の地形が大きく変わった他、火山の周囲10キロのあらゆる生物が絶滅するなど局地的環境に大きな被害を与え ている。
メキシコ・ポポカトペトル火山
火口から溶岩物質が吹き出し始めたポポカトペトル火山
7日、メキシコの ポポカトペトル山の火口から噴火活動に伴う赤熱の溶岩物質が吹き出し、メキシコ自然災害対策センターが伝えたところでは、半径300メートルにわたり辺りを覆った ようである。
噴煙は風に乗り、プエブロ州方向に流れている。なお同州の住民は、過去にも何度か噴煙被害に遭っているが、専門家達は、近くポポカテペトル山は、再び噴火し、火山灰やマグマを噴出し始める 可能性が大きいと見ている。
追記
明日から始まる5月講演会、地震や噴火に関する最新情報をお話し知る予定ですので、是非ご都合をつけてご参加下さい。なお、トップページのテロップでもご案内しましたが、5、6月の名古屋講演会は休止しますので、東京、大阪の講演会にご参加下さい。 お申し込みはお早めに。札幌も6月講演会は休止の予定です。