友人・セサル ラトーレ氏の絵画展
私のペルー遺跡探索時のガイド兼通訳として長い間協力して頂いているクスコ出身の音楽家セサル・ラトーレ氏が、神戸市のカフェ「モダナーク」で『
私の故郷
』展と題する絵画展を開催することになった。セサル氏は1991年から日本に移住し、音楽バンド「プカソンコ」のメンバーとして、また、ソロ演奏家として活躍してきている。
昨年、大阪、東京、札幌など私の講演会でも素晴らしいアンデス音楽を演奏して頂き、多くの方から好評を頂いたことは記憶に新しいところである。
私が彼と知り合ったのは確か2001年、世界の遺跡探索を始めて間もなくの頃だったと思うが、以後、マチュピチュやナスカ、サクサイワマンなどの遺跡探索には常に同伴して頂
き、アマゾンやアンデスの学校建設にも親族上げての協力を頂いており、私にとって、ペルーでの活躍の場を与えて頂いた大恩人である。また、奥さんの尚子さん
にも大阪講演会のスタッフとしてご支援頂いている。
彼のお父さんである故ヘラス・ラトーレ氏はペルーで文化勲章を受けるほどの芸術家であったが、どうやらセサル氏は幼少の頃より、そんなお父様から絵や彫刻の指導を受けて来ていたようである。彼の音楽の才能については十分に存じてはいたものの、先日大阪講演会の折に奥様から1枚の
線画を見せて頂いて、彼には素晴らしい絵画の才能もあったのかと驚かされた次第である。
個展は5月10日から18日まで開かれ、10日にはオープニング記念として、夜7時30分より演奏会を開催されるようなので、
関西方面にお住まいの読者におかれては、絵画と共に、素晴らしいアンデス音楽を楽しまれたらいかがだろうか。
会場: モダナーク ・ カフェ(Modernark) JR元町駅下車徒歩10分
時間: 10:30〜22:00
場所: 神戸市中央区北長狭通3−11−15 電話: 078−391−3060
以下はメールで送られてきた線画の一部である。ご覧頂きたい。