海岸沿いの地殻にひび割れ発生
先般お知らせした相模湾から伊豆諸島にかけての地震の発生は、どうやら杞憂に終わったようである。巨大大気重力波と大気中のイオン濃度も収束して来ているので、当面の危機は脱したと考えてよいかと思われる。先ずは一安心であるが、日本列島周辺各地で同様な現象が頻繁に発生しているので、月末の関西方面を始め、いつ大型の地震に見舞われてもおかしくない状況にあることだけは頭に入れておいて欲しいものである。
ところで、8日に静岡県の多くの地域で聞こえた大砲音に似た音の正体であるが、地震学者からの情報によると、海底カメラで観測した結果、静岡県沿岸の海底から多数の大亀裂の跡が発見されたようである。正体不明の音が海岸から聞こえてきたと語る人が多かったことを考えると、どうやら海底の地殻に亀裂が出来た時に発生した音ではなかったかと思われる。
3分おきに明るく光ったプラズマ現象もそれを裏付けているようである。さらには、浜松市の茶畑の崩壊現象も地殻の割れの影響かもしれない。ここ数ヶ月間に関東から関西にかけての海岸で、鯨やイルカなどの海洋動物の死骸が打ち上げられる現象が20件近く発生している。3日ほど前にも静岡県の静波海岸に20頭ほどのイルカが打ち上げられている。こうした現象も海底の地殻に異常が発生している証かも知れない。
いずれにしろ、富士火山帯を刺激する地震や大型の地殻移動は富士山の噴火を誘発することになるだけに、時の来るまで静かでいて欲しいところである。