よく似たマウリツィオ・カヴァーロ氏の体験
本ページは「読者の不思議体験」Aー5です。 Aー1から順次お読み下さい
実は都築氏と非常によく似た体験をした男がいるのだ。それは、皆さんご存じのクラリオン星人にアブダクションされたマウリツィオ・カヴァーロ氏である。彼はUFOに乗船するため現場に向かう夜、子供や奥さんは完全に熟睡していて、いくら揺り動かしてもまったく起きる気配がなかったと語っている。
またその夜は、家の中が時間の流れが止まってしまったような特別な時空間に入ってしまったようで、家の外の騒音が遮断されて音のない状態で、水を飲もうとした際に落としたコップが割れるのが、まるでスローモーション画面を眺めているように見えたと、カヴァーロ氏は述べている。
おそらく、純少年たちがいたテントの中も同じような状況下に置かれたのではないだろうか。そして3人が眠らされている最中の4時間の間、彼は宇宙船の中で宇宙人と相対していたものと思われる。
都築氏自身も、「もしかすると、この時から自分の時空間にゆがみが生じたのかもしれない」と思うことがあります」と語っているが、その時、恐らくそうした変化が彼の身に起きたものと思われる。
実はこれを裏づける話があるのだ。沖縄講演会でこの話をした後、ある女性が私のところにやってきて、「浅川さんの話を聞いている最中、何者か(異次元の存在)と意識がつながって語るところでは、都築氏は次元の扉や時空間の歪みをコントロールできるようになれば、すべてが理解できるようになるそうです」と語ってくれた。
ところで、一旦は純君と一緒に目を覚ました一人の少年についてであるが、彼は波動がある程度高いレベルに達していたために、テントの外の気配に気がつき目を覚ましたのではなかろうか。その証拠に、札幌市内で髪の長い女性と一緒にいるB1を目撃した友人は、実は、この時「目が覚めた」一人の少年であったからだ。
それにしても、今回、都築氏の語って下さった不思議な体験談は、多次元世界や並行宇宙、意識の拡散や分離といった我々が体験したことのない世界を理解する上で、大変貴重なお話しであった。
話の内容がなんとも奇妙であったために、読者は少々頭が混乱したのではないだろうか。
貴重な実体験を伝えて頂いた都築純氏に感謝し、不思議体験シリーズを終了することにするが、最後に、多次元世界について興味深い話があるので、付記しておくことにする。
並行宇宙に住む雪男たち
世界の各地で時々イエティーやサスカッチ、ビックフッド、雪男など人類とはその容姿が少々異なる人間型生命体の姿が目撃され、話題になることがあるが、彼らは決して妄想や、嘘話、想像上の産物などではなく、実際に存在しているようである。
ただ彼らはこの世と少しばかり波動の違う世界で、波動の高い肉体を持っているために、普段はめったに目にすることがないのだという。彼らが時々目撃されたり、突然目の前から消
えたりするのは、波動レベルの異なる世界から、時々、地上界に出入り
しているからであるようだ。
ペロル・ホボット氏が『UFO宇宙人アセンション』の中で語っていた、数千年前、ペルーのナスカ地方に出現した恐竜と同じことが起きているのである。
人跡未踏に近い森の中でサスカッチ(ビックフッドに似た生物)とコンタクトを保っている女性のレポートによると、彼らはカールした髪がドングリ眼の顔に被さるぐらい豊かな髭を生やしており、
身長は2メートルぐらいだというからかなりの長身である。
外見とは大きく異なりかなって繊細な心とサイキック的な能力を持っており、ある程度交流が続くと、夜間、屋外のテーブルの上に特別な石やクリスタルクラスターなどの贈り物や薬草を置いていくこともあるようだ。また、ノートに書いておいたメッセージに、簡単な英語の返事をくれることもあるというから、人間との交流能力は十分に持ち合わせていることが分かる
。
彼らがどういった経緯でこの世に誕生したかについては、話が長くなるので別の機会に譲るとして、前の文明が滅亡した1万2000年〜1万5000年前頃に、宇宙の生命体によって地上とは別次元に移動させられ、大洪水の艱難を乗り切ったようである。
我々の前に発生する様々な不思議な出来事が、今回見てきたようにパラレルワールドや多重人生の存在を考えることによって、一つづつ理解できるようになってきた。
アセンションと呼ばれる一大イベントがしだいに近づいて来ている今こそ、眼に見えて、手で触ることの出来る世界だけが唯一の世界であるという現代科学に則った考えから脱却し、
一日も早く、広大無辺な宇宙に広がる多次元的世界の存在を実感できるようになりたいものである。
私は、そこから得た正しい世界観、宇宙観こそが、長い間閉じられてきたDNAを活性化させ、アセンションへと導いてくれるものと確信している。
そうした考えを確かなものにしてくれたのが、今回の都築氏の体験談ではなかっただろうか。
最後に貴重な体験談を寄せて下さった都築氏に感謝し、本シリーズを終えることとする。