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長江の渇水と「一人っ子政策」の実体

このところ原稿書きで忙しいため、ブログのチェックなどがほとんど出来ない状態が続いているが、今日見た「大紀元日本」の記事の中で、気になるニュースが2点あったので掲載しておく。詳細を知りたい方は同ブログを読んで頂きたい。

一つは、長江の水位低下のニュースである。中国二大河川の黄河と長江、この二つの大河の水位低下が下流流域に住む人々に与える被害については、HPで何度も取り上げてきたが、その状況は一向に改善されておらないようである。

長江の流量は最大で70%減少した結果、5月9日には水深が9.38メートルまで低下し、1927年以来の同時期の最低水位となっているというから、かなりの深刻さである。これは即、長江の上流から下降にかけての広い地域で降雨不足が起きているということで、今年の初めに私がHP「中国・忍び寄る食糧危機」で書いた渇水による農作物の被害が、決して改善されていないことを物語っており、小麦などの被害も心配である。
 

長江、水位低下で物流に影響=中国

【大紀元日本5月11日】 (一部を転載)

中国水運の大動脈である長江は、干ばつの影響で、全域で水位が危険水準まで下がり、船舶の運航が困難となり、物流にも影響が出ている。中国新聞網が伝えた。

江蘇省水利庁が発表した資料によると、1月に入ってから深刻な降雨不足が原因で、長江の流量は例年と比べ、最大70%減少した。下流にある大通観測所の観測データでは、流量が11年ぶりに最低値を更新した。長江海事局によると、渇水期がすでに過ぎたにもかかわらず、長江の水位は低下し続けているという。(翻訳編集・高遠)

 

もう一点、気になったのが「一人っ子政策」の陰で行われている、違反者に対する高額の罰金の徴収と乳幼児の人身売買の実体である。

中国の人口抑制政策である「一人っ子政策」は1979年から始められ、82年からは国家の基本政策として大々的に実施されてきた。そのような状況の下、「一人っ子政策」は一部の腐敗幹部にとって財を築く有効な手段となっているようである。

記事の一部を転載させて頂いたので見て頂きたいが、読んでみるとまるで「一人っ子政策」を地方政府もお役人も私利私欲に利用している実態が赤裸々になっている。それを見て見ぬふりをしている中国政府も政府であるが、人間を物としか見ない中国共産党の考え方の恐ろしさが、丸見えである。

時代は戦国時代ではない。今この時期にまだこんな考えを持った政府が十数億の国民を支配していると思うと、あきれて物が言えなくなってくる。なんとも恐ろしい国である。

 

「一人っ子政策」の陰に暴利あり 乳児収奪の実体

 

 

 
 


今はおばあちゃんと一緒に住む娟娟さんの妹は8ヶ月の時に収奪され、
今も行方がわからないという。(財新網よりスクリーンショット)

 


【大紀元日本5月12日】 (一部を転載)

現地政府機関は、なぜこれほど執拗に乳児を強制収容するのか。国策である「一人っ子政策」に対する実績向上も一つの要因だが、それを執行するにあたり高額の罰金、および子供を里子に出した場合には里親から多額の金銭を得られるからだと内情を知る関係者は証言する。

同県の政府関係者は「新世紀週刊」の取材に対して、「社会扶養費(親からの罰金)を徴収するのは、『一人っ子政策』実行のためだけでなく、地方財政の収入源でもある」と明言し、罰金も当初の3千元(約3万8千円)から今では1万元にまで引き上げられ、場合によっては数万元になると話した。

また別の関係者によると、乳児一人を摘発・収容すると、その幹部には1千元以上の奨励金が支給される。さらに、子供が外国人の里親に引き取られる場合、一人につき3千ドルの金銭が里親から支払われる。いわば乳児は「金のなる木」なのだ。

そのような状況下、2005年11月には、湖南省の現地メディアが、幼児を売買するある集団犯罪を報道している。省内の衡陽市にある複数の福利院(児童福祉施設)が、犯罪グループによって誘拐されてきた幼児を「親に捨てられた子供」として収容した上、外国人の里親に「里子」として認知してもらい、里親から「扶養費」を送金させるなどの手段で暴利を貪るというものであった。(翻訳編集・叶子)



 



 

 

 

 

 

 

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