ブラジルで洪水・暴動
オーストラリア東部のクインズランド州で発生した観測史上最悪とみられる洪水は未だに水が退かずに混乱状態が続いているが、ブラジルでも12月から降り続く長雨で、広い範囲にわたって洪水が発生し、60を超す町で非常事態宣言が出されている。
数週間にわたって続いた豪雨の影響で、サンパウロ州、リオデジャネイロ州など南東部の4つの州で洪水となり、テレビの映像を見ると、冠水した道路で多くの車が立ち往生し、車の屋根の上などで救助を待つ人々の姿が見られる。
現地の報道によると、これまでに40人を超す死者が出ており、40,000人が家を失って避難している。長びく災害と政府の対応の遅れに反発して、車を燃やす暴動が一部で起きるなど大きな混乱が続いている。
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210110004.html
ヨーロッパで雪解けによる洪水
一方、ドイツやフランスなどヨーロッパ各地でも大洪水に見舞われている。その原因はなんと、急激な気温上昇によって発生した雪解けだというからあきれてしまう。寒波の到来で、昨年暮れから降り積もった雪が一転してやって来た異常な気温上昇で熔けたためだというわけである。
4月後半や5月に入っての雪解けなら分かるが、今はまだ1月、寒さのまっただ中である。もはや異常気象もとどまるところを知らなくなってきたようである。
ポルトガルやスペインで国債の新規募集が始まる。
経済的危機が日増しに増しているポルトガルやスペイン、アイルランドでは、今週から相次いで国債の新規発売が始まる。経済的不安のためにコレラの国々の国債は売られ、金利が高騰してきている中での販売であるだけに、心配である。
これから海外へ探索と取材の旅に出かけるので、しばらくブログは休みになるが、「読者の不思議体験
A」を掲載しておいたので、ゆっくり読んでおいて頂きたい。5回シリーズをまとめて掲載したので、順番を間違えないようにして欲しい。
くれぐれも流し読みで終わらないように。