原因不明のトラブル
読者は先月(5月末)に北海道のJR石勝線、占冠−新夕張駅間のトンネル内で脱線事故が起きて列車が急停車し、乗客244人がトンネル内の線路を歩いて避難した事故を覚えているだろうか?
幸いにも死者が出なかったので、大事に至らず済んだが、問題はその後に同様の事故が発生し続けているという点である。
気になったので調べてみたら、5月末から6月の19日までわずか20日間ほどの間に、北海道内で、6件の列車事故や運転手の居眠り、それに原因不明の停車事故などが相次いでいる。いくら何でもこれは少し異常である。
列車の事故だけでなく、信号機の異常発生も起きているようだ。JR石勝線追分駅構内で、信号機が青から赤に変わらない信号機のトラブルは、14日から16日までに4回にわたって発生している。こうしたトラブルもまた、異常である。
北海道でトラブルが発生している最中、今度は九州で、17日に、西鉄電車の天井から火が噴き出し、車内にいた2歳の女の子がやけどをする事故が発生した。この日はたまたま福岡講演で福岡に行っていたので、現地のテレビニュースで大きく報道して
いるのを見て、知るところとなった次第である。
さらに気をつけてニュースをチェックしていたら、18日には今度は山手線でブレーキがかかりっぱなしの状態のまま電車が走行したため、煙が出るというトラブルが発生し、45分間運転を見合わせるという事態になった。JRの方に話を聞いたところ、こんなトラブルは珍しくめったにあることではないとのことであった。
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黒こげになった特急スーパーおおぞら14号 (1)
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龍の身震い
調べてみると、単なる車両トラブルだけでなく、信号機の故障や送電線の停電も発生しているようなので、原因は太陽活動の異常による電磁波障害ではないかと考え
てみたが、それでは、トラブルが北海道に集中することの説明が出来ない。色々考えていたところ、もしかすると、龍神が関係しているのではないかという思いが
ふと脳裏をよぎった。それには、次のような経緯があったからである。
実は龍神
に関するメッセージを受ける山本さんという女性の超能力者が、1年ほど前に来訪されたことがあった。その時、彼女は2009年の7月と8月に鹿児島と青森で、日本列島の「表鬼門」と「裏鬼門」を開け
る儀式を行ったことを語っていた。その当時、
私は日本神話や龍神などに関心がなかったので軽く聞き流していたが、
今にして思えば、それは東日本大震災に始まる日本列島の異変に繋がる話であったようである。
その時の話はおよそ次のような内容であった。
彼女が両鬼門を開けられた直後に見せられた映像では、日本列島に横たわっている金龍様は頭部を北海道に、尾の部分を九州に置いておられたそうで
ある。その時、次のような天の声が聞こえてきたという、「鬼門が開かれたゆえ、まもなく金龍様が解き放たれるぞ! これから、金龍様が
天に昇られた後、地球の浄化を始めるが、金龍様の身震いは日本の各地に異変をもたらすであろう!」
天の預言通り、その後1ヶ月ほどして日本列島に横たわっていた金龍様が解き放たれることになったそうである。彼女が天の高見から眺めたその時の情景は
およそ次のようであったという。金龍様は
まるで眠りから覚められたように、北海道に置かれた頭部を振るわせたあとで尾の部分を、やがて全身を振るわせて頭部をぐるりと東北地方に向け、仙台の辺りから天に向かって昇って行かれたそうである。
今にして思えば、頭を天に向け上昇を始めた場所、つまり東北地方に先ずは地震が発生したのではないだろうか。さらに頭を振るわせた北海道に鉄道トラブルが発生し、やがてそれは尾の部分の九州に飛び、今度は腹部の東京に飛び火したのかもしれない。
太陽の異常が龍神の動きに同化し、電磁波異常が集中的に発生するところとなった、そう考えると北海道に鉄道事故が集中した原因が理解出来そうである。
少々信じ難い話であるが、これから先、本土のあちらこちらで同様の鉄道トラブルが発生するようだと、「龍の身震い」説
もあながち馬鹿に出来なくなってきそうである。
彼女がその後に見せられたのは、解き放たれた金龍様が阿蘇山から「火の玉」をすくい上げたあと、地球の反対側のブラジルでは銀龍様が「水の玉」を持たれ、2体の龍神様が
波打つようにして地球を回り始めたそうである。その時、聞こえてきた声は、「いよいよ地球の浄化が始まったぞ。もう止められないぞ。心して
おけよ!」と伝えてきたそうだ。
世界各地で起きている自然現象は、まさにその浄化の始まりを告げている。「火」による火山活動と「水」による洪水・津波である。もはやそれは誰人にも止められないとしたら、
我々は覚悟して浄化の嵐を受け止めるしかなさそうである。それは「アルス」と呼ばれる新生地球誕生の陣痛なのだから。
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黒こげになった特急スーパーおおぞら14号 (2)
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北海道・占冠村の特急事故:トンネルから黒こげ車両
北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線占冠−新夕張駅間の第1ニニウトンネル(長さ685メートル)で、釧路発札幌行きの特急列車「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線、炎上した事故で、JR北海道は29日、トンネル内から車両を撤去した。
JR北海道は28日夜から撤去作業を始めたが、車両の損傷が激しく、難航。機関車に連結し、6両をトンネル内から搬出したのは、事故から40時間近くたった29日午後1時半ごろだった。
6両すべてが全焼。車両の窓は割れ、元の色も分からないほど。車両はゆがみ、真ん中から内側へと折れ曲がったドアもあった。(毎日新聞)
JR特急、また白煙=けが人なし、非常停止も―北海道
12日午後0時45分ごろ、北海道長万部町のJR函館線長万部駅構内で、停車しようとした札幌発函館行き特急「スーパー北斗10号」(7両編成)の下部から少量の白煙が出ているのを車掌が見つけた。火災は起きず、乗客144人にけがはなかった。
JR北海道では先月、占冠村のトンネルで特急列車が脱線し炎上。今月6日にもエンジンの故障で特急から白煙が上がる事故が起きている。今回の車両は二つの事故とは違う形式だが、エンジンなどは似たタイプという。
同社によると、車掌が白煙を見たのは前から3両目。停車後に運転士が点検したが煙はなく、運転席にも異常を知らせる表示はなかった。3両目のエンジンを切って終着駅まで運転を続けた後、調査した結果、通常と同じ白っぽいエンジンの燃焼ガスが排出されていたが、異常は確認できなかったという。(時事通信)
北海道でJR特急「カシオペア」緊急停止
また、北海道で列車のトラブルが発生。上野発・札幌行きのJRの寝台特急「カシオペア」が15日朝、車両のトラブルを起こし、緊急停車。
15日午前5時半ごろ、JR函館線を走っていた上野発・札幌行きの寝台特急「カシオペア」の運転士が、車両が後ろ側に引っ張られるような違和感があるとして、通過する予定の駅で列車を緊急停車させた。車両の異常を知らせるアラームなどは鳴っていなかったようだ。その後、点検で異常がなかったので、特急は3時間近く遅れて札幌に向かった。(TBS)
石勝線、また信号トラブル
16日午前11時15分ごろ、北海道安平町のJR石勝線追分駅構内で、信号機が青から赤に変わらないトラブルが発生した。同駅では14日夜から15日朝にかけ、同様のトラブルが3回起きている。JR北海道によると、トラブルに伴う事故やけが人は報告されていない。国土交通省は15日のトラブルについて、追突事故につながりかねないと判断。運輸安全委員会が16日、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。(ロイター通信)
JR函館線で列車発煙、発電機ベルト切れ原因か
15日午前8時5分頃、北海道倶知安町北6西4のJR函館線踏切で、列車の通過待ちをしていた男性から「列車から白と青の煙が出ていた」との通報が、JR北海道の指令センターに入った。
列車は長万部発小樽行き普通列車(2両編成)で、同社は、約10キロ先の小沢駅(共和町小沢)でディーゼル車両を点検、2両目の床下にある発電機のゴム製ベルトが切れているのが見つかった。発煙は、この故障が原因とみられ、同社で調べている。(読売新聞)
特急の天井から煙
19日午後6時15分ごろ、北海道室蘭市東町のJR室蘭線東室蘭駅で、札幌発函館行き特急スーパー北斗18号(8両編成)の発車直後に5両目の天井から煙が出て、乗客が非常ブザーを押したため、緊急停車した。火災は発生しておらず、乗客にけがはなかった。
JR北海道によると、5両目の天井にある空調機器の調子が悪く、煙が車内に入ってきた。空調を切ると煙は収まった。JRは5両目に乗っていた乗客を前後の車両に移動させ、約50分遅れで運転を再開した。
JR北海道に対しては国土交通省が18日、占冠村で5月に起きた特急の脱線火災事故をめぐり、事業改善命令を出したばかりだった。6月に入っても信号機のトラブルが起きたり、乗務中の運転士の居眠りが発覚するなどしている。(産経ニュース)
西鉄列車内で火花噴出 2歳女児やけど
福岡県で走行中の西鉄電車の天井から火が噴き出し、車内にいた2歳の女の子がやけどをするという事故が発生。
17日午前11時すぎ、西鉄・天神大牟田線の都府楼前駅と下大利駅の間で普通列車の天井部分にある空調の吹き出し口から「ボン」という音とともに火花が噴き出した。この事故で、車内でベビーカーに乗っていた2歳の女の子が腹部や手にやけどを
おったが、他の乗客には怪我はなかった。
西鉄電鉄の調べでは、この事故とほとんど同じ時刻に西鉄電車の別の区間の送電線で停電が起きており、関連を調べている。国土交通省は18日、鉄道事故調査官を派遣して原因を調べることにしてい
る。(TBSニュース)
山手線が一時運転見合わせ ブレーキかかったまま走行
JR山手線は18日午後9時30分ごろ、新宿駅に停車中の内回りの車両下から煙が出ているのが見つかった。同駅で車両点検をおこなった影響で、同線は約45分にわたり運転を見合わせた。
JR東日本によると、車体の下部にあるブレーキがかかりっぱなしの状態のまま電車が走行したため、煙が出たといい、原因を調べている。同線は午後10時15分ごろまでに内回り外回りとも運転を再開した。(朝日ニュース)