祈りの大切さ
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噴煙が上がる福島原発 (ロイター)
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とうとう福島原発でメルトダウン(核燃料棒の溶解)が始まったようである。燃料棒の被覆融解と違ってこれは非常に危険な兆候である。あとは
燃料棒の格納容器、さらには、原子炉そのもののメルトダウンにまで至らないよう祈るしかない。
追記 (11:40分)
さらに、午前11時の総理大臣の発表では、3号炉からの放射能漏れは1時間単位で400ミリシーベルトに達したことを明らかにし、半径20キロ以内の住民は直ちに退避するよう呼びかけた。発表された放射能の単位・ミリシーベルトはこれまでのマイクロシーベルトより1000倍の値である。
この数値は、1時間放射され続けると、身体に及ぼす数値である。下段の「被爆防止策」を至急読んで頂きたい。状況がこれ以上悪化するようなら、東京にお住まいの方も被爆防止策が必要になってくるかもしれないので、情報確認は怠らないように。
ところで、クライストチャーチで大地震を体験したワイタハ族のポロハウ長老が東京に入ったその日に、再び歴史的な大地震に遭遇したことは、一体何を意味しているのだろうか。長老は黙して多くを語ろうとしないが、彼ほどの人物が日本やって来る前に、何も知らされず、何も見せられていない、などということはあるはずがない。
ニュージーランドの17日間の旅を通じて、長老のスピリチュアルなパワーの凄さを知らされているだけに、私はそう確信している。現に、クライストチャーチ地震は事前に予知し、部族の人々には伝えていた節(ふし)があるからである。
来日前に、長老は私が登ったトンガリロ山系の山頂にある「龍の池」で、必ず何らかの啓示を受けて来ているに違いない。ファトゥクラ(祭司の長)が
事前に「龍の池」でセレモニーをせずに大事な旅に出るとは思えないからである。
その結果、長老はすべてを知った上で来日されたのではないだろうか。だとすると、未曾有の大災害をもたらす第2次災害を食い止めるために、祈りの場として、あえて東京とその周辺を選んだ可能性が大である。
それを考えると、これ以上の災害の拡大は無事食い止めることが出来るのではないかと、希望的観測をしたくなってくる。しかし、ことはそう
旨くいくとはかぎらない。なにがしらの大きなマイナスの力が働いている可能性が大きいからである。
いずれにしろ、長老に限らず比嘉良丸氏をはじめとする多くの祈り人が昼夜を問わず、必死の祈りを続けておられるはずである。あとは我々自身がどれだけそれをサポートする聖なるエネルギーを、届けられるかにかかっているのではないだろうか。
何としても、これ以上被害が広まらないよう、心を込めて祈りたいものである。
被爆防止策
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被爆状況を検査される幼児たち。 涙が出そうな写真である (ロイター)
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原子炉の爆発に
対応するには、テレビやインターネットで流される最新情報を元に行動するしかないないが、発表される数値や危険度はかなり抑えられていることは間違いないので、それより一歩先を見て行動しないと、手遅れになる可能性がある。
放射能汚染に関しては、特に子供さんや赤子の汚染が心配である。原子炉の状況が安定するまで、少なくとも100キロ以内は学校の休校措置はとるべきであると思うが、政府は対策発表をギリギリまで延ばすに違いない。もしも学校に通わせるのなら、通学途中はDS2防塵マスクをし、皮膚の露出部分を出来るだけ隠すようにしてもらいたい。
外で着用したものはそのまま家の中に持ち込まず、外で塵などを払って外部に架けておくよう注意することも大事である。また、トロロ昆布は放射能で一番症状が出やすい甲状腺癌を防ぐのに、最も適したヨウ素をワカメの4倍含んでいるので、お吸い物などに入れて食べられたらいかがだろうか。
トロロ昆布の他に、出し昆布、ワカメ・のり・寒天など海草類、梅干(焼いたもの)、玄米、味噌、納豆なども相当効果があるようなので、出来るだけ食べるようにして頂きたい。
もしも、格納容器や原子炉そのもののメルトダウンに至ったときには、家の外に出ないことである。万一出かけるときは、外見などにこだわらずに、帰宅時に外で脱ぎ捨て
てもかまわない衣類を着用し、絶対に家の中には絶対に上着やコート、靴、帽子類を持ち込まないことである。
そのためには、ポリ手袋、ポリエチレン製レインコート、リュック
などを早めに用意しておく必要がある。
また、換気扇やエアコンをつけないことも大事である。洗濯物は外に干さないように、もしも今現在干しているようなら、破棄して欲しい。
2万人を超す多くの犠牲者のご冥福を祈ると同時に、こうした犠牲者の死を無駄にしないためにも、生き残った人々は力を合わせ、知恵を絞って、2次災害への準備をして生き抜かねばならない。
福島第1原発2号機で爆発音、放射線量が一時急上昇
[東京 15日 ロイター] 経済産業省原子力安全・保安院は、15日午前6時10分ごろ、東京電力の福島第1原子力発電所2号機で爆発音があったと発表した。
東京電力も同2号機の圧力抑制室付近で異常な音が発生し、同室内の圧力が低下したことを明らかにした。同室で何らかの異常が発生した可能性があると判断し、職員50人程度を残して、社員と協力会社の社員が退避したという。
午前8時30分過ぎには、福島第1原発の正門付近で8217マイクロシーベルトの放射線量が検出された。ただ、放射線量は午前8時50分の時点で2208マイクロシーベルトまで低下しているという。
福島第1原発2号機では、昨夜、海水を注入していたポンプの燃料が切れたことから、燃料棒が露出した状況が継続、その後再び海水注入を再開したが、水位が十分上がらず、不安定な状態が続いていた。