写真で見るその実体
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現場は今もなお炎を上げ続けており、爆発も起きている。(フランスF2)
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12日深夜発生した中国・天津の爆発事故。 既に丸3日が過ぎているが火災は今もなお鎮火しておらず、14日にはまた新たな爆発も起きており危険な状態が続いている。 下の写真を見てもらえれば分かるように、爆風による破損の被害は保管倉庫や輸入車両の駐車場一帯だけでなく広大なエリアに及んでいる。
爆風で吹き飛ばされたコンテナの数は数千個。 また保管中の輸入車は1万台に達しており、破損と焼失で無残な姿をさらしている。 住宅用のマンションも大きな被害を受けており、津波の後の福島の光景や原爆投下後の広島の光景と重なって見える。
先に行われた国連の核兵器不拡散条約会議において「核開発阻止のために広島を訪ねることは重要である」と言う我が国の主張に反対したのは中国ではなかったか。
そんな馬鹿なことを言っているからこうした事故が起きるのだ!
天津は世界第3位の商業都市と言われているが、被害の広がり
や爆発物の中に猛毒のシアン化ナトリウムなどが含まれていることを考えると、天津における経済活動が大幅に滞ることは避けられそうもなく、沈滞化している中国の経済はさらに厳しい状況に
陥ることになりそうである。
今回の事故でなにより驚かされたのは、住宅街のすぐ近くに猛毒の危険物を含む数千個のコンテナ用の倉庫群
が造られていたことである。 こうした事実を知った市民から既に抗議活動が始まっている。 15日の発表では事故による死者の数
は104人とされているが、マンション風の建物がみな爆風で完全に崩壊している
ことを考えると、当初発表された50人の数倍に達しそうである。 この点もまた市民の怒りを買うことになりそうだ。
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この集団住宅にもしも40世帯が住んでいたとすれば、事故が深夜で
あることを考えるとここだけでも40〜50人の死者が出ていておかしくない。
死者の数は当初発表された50人の3倍から4倍に達していそうである。
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問題は今回もまた事故から既に丸3日が経過しているというのに、習近平政府は爆破事故の詳細を明らかにしていないことである。 今中国では江沢民派に対する粛清が行われており、次々と要人が逮捕されて判決が言い渡されている。
かっての主席を務めた江沢民自身でさえ、いつ粛清の対象になるか分からないだけに、江沢民派が密かに習近平体制の崩壊を模索していることは間違いない。
中国で大きな事件や事故が起きるたびに、江沢民派の陰謀説が囁かれるのはそのためである。
いずれにしろ今習近平が恐れているのは、反体制派が作り出す事件や事故、あるいは株の暴落などによって民衆の一部が暴徒化し、
体制崩壊に向かうことである。 事故後、報道統制
が一段と厳しくなっており、スマホなどによる流言飛語が、民衆の間に出回らないように警戒しているのもみなそのためである。 また、反体制派的な「大紀元時報・日本」のブログがここ数日見ることが出来なくなっているのもそのせいかもしれない。
6月長江で396名の死者を出した大型客船の沈没事故において、死者や行方不明者の親族を事故現場近くに立ち入らせなかったばかりか、未だに沈没の原因すら明らかにしていないことを考えると、今回の事故もその原因や死者・被害者の数など正確な内容を明らかにすることは難しそうである。
事故の翌日から真相究明を求める被害者の家族が、プラカードを持って抗議している写真がそれを予見している。 いずれにしろ、前回の「中国・天津の大爆発事故」で記したように、人為的な事故や事件はこれから先
、頻度とその規模を増して来る可能性が大きいだけに、いつまでもまやかしを通し続けるわけにはいかなくなってくることは間違いない。 どうやら
これから先、周近平一族は日々眠れぬ夜が続くことになりそうである。
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中国や韓国では事故が起きるたびにすぐに抗議のプラカードが並ぶ
いかに政府や役人、政治家が信用されていないかが分かる
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事故の全容を把握するためにも、下に掲載した写真をしっかり見ておいて欲しい。
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昨日の段階で炎が上がり続けている爆発現場
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建物だけでなくその周囲のもの全てが破壊されている
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爆発で出来た巨大な穴。 右隅の建物と比べると穴の大きさと深さが分かる
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以下3枚の写真を見ると、福島の津波や広島の原爆投下後の姿が思い出される
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1万台を超す輸入車の損害だけでも、どれもがみな新車だとしたら200億円に達する
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