ホームページ書き続けて15年
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掲載されるHPを一番先に見るのはいつもチロ。 カブレラストーンを頭に画面を見つめる
この熱心な姿を見たら、読者は流し読みや飛ばし読みは出来なくなるはずだ。(クリックで拡大) |
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先ずは、日々HPを読み続けて頂いていおられる読者に感謝申し上げる。 私がこれまで15年間に渡って書き続けて来れたのも、たくさんの読者がおられたからである。 今回は読者に改めて知っておいて頂きたい事柄や、読者へのお願い事を記させてもらうことにした。 しっかり読んでおいて頂きたい。
私がこれまで一つのテーマを繰り返し取り上げてきた記事が、後から脚光を浴びる問題となって来ていることが多い
のは、すでに読者もお気づきになっておられることだろう。 国内のメディアが取り上げる以前からお伝えしてきた難民問題は、今やEU諸国
を二分する論争にまで発展してきている。 米国の自然災害や山火事の記事も同様、カリフォルニア州などにおいては、前回記したように単なる山火事の段階を通り越し
、住民の生活基盤を揺るがす社会問題へと発展して来ている。
中国の「影の銀行」問題やキリスト教徒迫害問題、チベット族、ウイグル族など少数民族問題もまた同様。 共産党政権によって必死に隠されているため、まだ表面化してきていないが、国民の怒りの気持ちは発火寸前。 読者は遠からずして中国の空に真っ赤に燃え上がった巨大な炎を見ることになるはずだ。 次回に記す予定の「中国の未来」を読んで頂ければよく分かるだろう。
私のHPも掲載を始めてから早15年、お陰様で間もなく24、000、000カウントに達しようとしている。 私は読者が読まれる回数よりは、記事をいかにしっかり読み解いて頂いているかに関心を持っている。
読者におかれては、日々掲載される記事を自分の好みで飛ばし読みや流し読みせず、一つ一つをしっかり読み解いて頂
きたいと願っている。 どの記事もみな必要があるからこそ記しているわけで、全ての記事に必ず写真を添付しているのも、読みやすく理解しやすいようにと思って
いるからである。
読む立場の読者は好きな時間帯に、わずかな時間で読むことが出来るだろう。 しかし、書いている私は、簡単に思われる記事でも4〜5時間、記事によっては
10時間〜20時間を費やして書き上げているものもあり、夜寝る時間と食事の時間はいつになっても読者の半分のままだ。 また、時には身の危険を感じながら書いている
記事があるいことは読者もお気づきだろう。
記事に添付している写真の掲載も読者が感じているほど簡単ではない。 ロイター
やグーグル、FAPなどのブログからだけでなく、世界各国の放送局が伝えるニュース番組の映像を全て録画し、その画面から写真を撮影、さらに不要な文字を消すなどの修正を加えて掲載させて頂いている
。 そのため、かなりの根気と時間がかかることは確かである。
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この夏の猛暑を耐え抜いたチロは、間もなく22才〈人間年齢108才)を迎える。
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ある時、毎回プリントアウトして読んでおられる読者が、1年分を箱に詰めて持って来て見せてくれたことがあった。
なんとその厚さは500ページの本で数冊分に達しており、我ながら驚かされた。 どうやらこの15年分の
記事を本にしたら20冊や30冊に達しているようである。
北極から南極、アマゾン、さらには世界の主要な遺跡探索の写真を加えると、写真の枚数だけでも悠に5000枚を超している
ことは確かだ。 それだけ読者は私と一緒に世界各地の秘境を旅したことになるわけである。
そんな旅写真とは別に日常目にする花や蝶の写真を出来るだけ掲載するように心がけているのは、日々掲載している記事が心が暗くなりがちな内容が多いため、
読者が少しでも心を癒やすことが出来たらと思っているからである。
徳乃蔵開業以来、日々接客が続いているため、撮影に出掛けられる時間は早朝とか休日し
かなくなってしまった。 撮影している最中は私自身も心が癒されるので楽しいのだが、しんどいのは帰宅した後の写真の整理である。 花の名前や昆虫の名前を確認するのは結構大変だ。 もともと私は花や昆虫などには関心がなかった人間だけに、読者が思っている以上に時間
がとられることは確かである。
また記事を書いていてしんどいのは、毎日の記事が多種多様なジャンルに及んでいることである。 一冊の著書を書くときには、日常の雑事から離れた上で、一つのテーマに絞って原稿を書
き上げる。 ところがHPの記事は毎回、毎回、そのジャンルが異なるため、その都度、頭を切り換えねばならない。 西之島の記事を書いた翌日には中国経済を書き、
またその翌日には難民の惨状を書くことになる。 読者も大変かもしれないが、書き手の頭の切り替えはさらに大変だ。
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私のお父さんが頑張って書いているHPをあなたはしっかり
読んでいますか! チロにそう尋ねられたら、あなたは何と答えますか?
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読者は私のHPの紙面の左右にコマーシャルが掲載されていないことに、気づいておられるだろうか。 それは有料サーバーを使用しているからである。 多くのブログ
は無料のサーバーを使っておられるが、そうすると、広告の掲載が義務づけられるだけでなく、自分の思ったような大きさの写真を掲載したり、誌面の構成を変えたり
することは出来なっくなってしまう。
読者が花や景色の写真を大きな画面で見ることが出来るのは、有料サーバーを使っているからである。 もちろん有料なるがゆえに、この15年間にかかった経費はかなりの額に達している。 しかし
、それは私の役割であるから読者は気にされる必要はない。
私の願いはただ一つ、読者が心を開いて各記事をしっかり読み取って頂くことである。 すでに著書を書くことからは手を引かされ、講演会も終了している。 あとはHPと徳乃蔵が読者との最後の接点である。 しかしその二つとていつまでもと言うわけにはいかない。 事が始まったらHPや徳乃蔵どこではなくなってしまうからである。
徳乃蔵への来館者はこれまで講演会参加者が多かったが、嬉しいことに、最近HPの読者の方が増えてきている。 入館された方が来館者名簿を見て驚かれるのは、北海道から沖縄まで来館者が全国各地に広がっていることである。 私用を排除して来館者には出来るだけ時間を取って、お伝えすべき話をさせてもらっているのは、それゆえである。
しかし、それとてもいつまでも続けることが出来るか分からない
。 時が始まったら来ようと思っても来れなくなってしまう。 チャンスが与えられている間に、万難を排して一人でも多くの読者が来館され、龍神様や和宙君の切り絵、それに月光と夕陽が放つ聖なるエネルギーを受けて心を癒され、時の到来に備えて「冷静な心」を不動なものにされんことを願っている。
3次元世界を卒業し新しい世界に向かうには、生半端な気持ちでは無理だ。 強い意思とそれを実行する行動力が不可欠。 長い転生の締めくくりが迫っている今、もはやあれは出来ぬ、これは出来ぬと言い訳を言っている時ではない。 この世を旅立つ
際に、くれぐれも臍(ほぞ)をかむことのないように心から願っている。
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15年間、HPを書き続けて来れたのは、このチロのやすらかな顔を見られたお陰である。
もうすぐそれも出来なくなる時がやって来るかもしれない。 出来たら一緒に旅立ちたいものである。
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