桜島「警戒レベル4」に引き上げ
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桜島は次第に大規模噴火に向かっているようだ
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鹿児島県の川内原発が再稼働し、発電と送電を開始したのが14日。 その翌日の15日早朝から、桜島の島内を震源とする火山性地震が多発し、体に揺れを感じる地震も相次いで発生。 気象庁は規模の大きな噴火が発生する可能性が高くなったとして、桜島に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを3から4
の「避難準備」に引き上げた。
また気象庁は昨日・15日午後に、もしもこれから先これまでの規模を上回る噴火が起きた場合には、噴火警戒レベルを4(避難準備)からさらに5(避難)に引き上げ、鹿児島市が桜島全域の住民を避難させる事態も想定していることを明らかにしている。
島内に設置している傾斜計や伸縮計では、山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されており、昭和火口および南岳山頂火口から3キロ以内の鹿児島市の有村町や古里町では、重大な影響を及ぼす噴火が切迫しているようである。 そのため、避難の準備が必要だとしていて、大きな噴石や火砕流に厳重に警戒するよう呼びかけている。
また、地元で調査している京都大学火山活動研究センターの井口正人教授は、「1回の噴火の前兆となる地盤変動の量は、1980年代に大きな被害が出た南岳山頂火口の活動期を含めて、今までにない状況だ」として、今後、起きうる噴火の規模は通常よりもさらに大きなものを想定してほしいと語っている。 その上で、「今すぐにでも噴火してもおかしくない状況で、噴火は差し迫っていると考えられる」と警戒を呼びかけている。
どうやら、桜島ではこれまでの噴火より規模が一回り大きな噴火が近日中に起きそうな気配である。 しかし、私はまだ今の段階では巨大噴火には至らず、噴火の規模は中規模程度に留まるのではないかと考えている。 というのは、日本列島で本格的な噴火が始まる狼煙(のろし)となる富士の噴火がまだ起きていないからである。
それにしても、不思議なのは川内原発が再稼働し、発電と送電を開始した翌日早朝から数百回の火山性地震が多発し、さらには震度2の体で感じる揺れも観測されていることである。 これはあたかも、このまま川内原発を稼働し続けるなら、福島の二の舞を演じることになるぞと、天が警告を発しているようである。
関東地方の地震
このところ、関東地方でかなり大きな地震が起きるのはないかと囁かれ出している。 さらには福島沖合で東日本大震災級の地震が再び発生するのではという話も出ている。 どちらもその可能性がないわけではないが、
預言者でも霊能者でもない私には確かなことは分からない。
しかし、東日本大震災が人工地震であることを考えると、本来の目的である日本列島分断が成功しなかっただけに、再び狙ってくることは考えられる
ことである。 但しそれは東京を中心とした関東地方の巨大地震が達成できなかった時ではないかと思われる。
一方、
心配されている関東地方の地震については、以下の3つの点から可能性は少々高そうである。
@ 地震科学探査機構を主宰する村井俊治・東大名誉教授がメルマガ『週刊MEGA地震予測』
を通じて、国民に警告を発する必要があると判断し、「南関東の警戒レベルを最大に引き
上げることにした」と発表している。
A 茨城・千葉・神奈川沖にサメが襲来してきており、これほど広範囲にかつ大量に出現するという
ことは今まで余り見られなかった現象であるだけに、関東平野周辺の海底で異変が起きてい
る可能性はありそうでる。
B 数年前に沖縄の女性が箱根の芦ノ湖で受けたメッセージでは、九頭竜様の復活をもって
江戸が浄化の日を迎えようとしていることを伝えている。 そのメッセージの中に、江戸は
2段階で揺れること、2度目の揺れは富士と江戸と三浦半島と同時に揺れることが記されて
いる。
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神奈川県茅ヶ崎市の沖合には、体長およそ1.5メートルのサメが30匹以上出現
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@については、地表の長期的な「隆起・沈降」の上下動や、東西南北への「水平方向の動き」に基づいているようである。 昨年7〜8月に全国で一斉変動が見られた後、大きな変動のない期間が続いていたが、今年に入って6月28日〜7月4日の週に神奈川の山北で4.2cm、箱根で4cm、湯河原で4.3cm、静岡の宇佐美で5cm、伊豆諸島の三宅で5.5cm、八丈で4.4cmと、一斉異常変動が見られたようである。
経験則として、変動の後で一時期変動が止まり再び異常が見られたら、近いうちに大地震が起きる可能性が高いというのが、村井教授の考えである。
Aについては、今月8日に茨城県の鉾田市などの沖合に相次いでサメが現れ、5つの市と町にある9つの海水浴場で遊泳が禁止、翌日9日には静岡県焼津市沖合でも目撃され遊泳禁止。 その後、12日には千葉県一宮町の沖合でサメのような生き物が目撃され、隣接するいすみ市の2つの海水浴場が遊泳禁止になっている。 そして、一昨日14日午後には、神奈川県茅ヶ崎市の沖合で体長およそ1.5メートルのサメが30匹以上の群れで泳いでいるのが確認され、地元の9か所の海水浴場が遊泳禁止となった。
関東周辺の近海でこれだけ相次いで多くのサメが目撃され遊泳が禁止になるのは極めて珍しいことだけに、海や海底で何か異変が起きている可能性はありそうである。 ただ米国の東海岸でも、最近同様なサメの出現が起きているが今のところ何も起きていないので、即地震の発生に結びつくとは言い切れない面もある。
Bの江戸〈東京)の2段階での揺れ〈地震)につては、2度目の揺れが富士と三浦半島と同時に発生するとなると、富士山の噴火や箱根山の噴火の兆候が既に見え始めているだけに、1度目の揺れはいつ始まってもおかしくない状況にあることになる。(もしかすると、先月の小笠原諸島の地下深くで起きたマグニチュード8・6の地震がそれに当たるかもしれないが、それとは別だとすると、近々起きるはずだ)
ただ1度目の揺れは人々に浄化の始まりを気づかせるるための、神々からの最後の警告ではないかと思われるので、大規模な地震とはならないのではないだろうか。 しかし、震度3や4の揺れは既に何回も発生しているので、警告地震としてそれよりは大きめ
な揺れになりそうである。
いずれにしろ、地震や噴火の発生については人知では計り知れない面があるため、発生の時期や規模については確かなことは分からないが、物心両面における準備だけはしておきたいものである。 私も食器棚が倒れないように、また高いところに割れ物は置かないぐらいの注意はしているが、読者はいかがであろうか。
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