今度はドイツでテロ発生
 

 


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銃乱射で、子供を含む8人以上が死亡

 
 

 
 


犯人逮捕に向かう警官

 
 

逃げ惑う人々、響き渡る銃声、駆けつける救急車、・・・・・・、もはやお馴染みとなってしまった情景が、今度はドイツで発生してしまった。 22日、夕方6時前(日本時間午前1時頃)ドイツ南部の都市・ミュンヘンの買い物客で賑わう大型ショッピングセンターで3人の男たちが銃を乱射、少なくとも市民8人が死亡、犯人1人は銃殺されたようだが後の2人は逃亡。 市内全域に非常事態宣言が出される中、ミュンヘンは大混乱に陥っている。

ドイツ南部では、「トルコで非常事態宣言」で報告したように今週の月曜日に、アフガニスタン出身の17歳の難民の少年が走行中の電車内で斧を振り回し、乗客5人を負傷させる事件が起きたばかりである。 それだけに、警察の警備は強化されていたはずであるが、フランスやトルコで発生した残虐なテロ行為が、とうとうドイツでも発生してしまったわけである。

犯行に及んだ3人の男たちがいかなる人間たちか、気になるところであるが、フランクフルト時事通信は、肌の色から白人のように見えたと伝えている。 もしもIS(イスラム国)に洗脳されたドイツ国民だとすると、事態は深刻になる。 その後の情報を待つことにする。

 
 

 
 


突然の発砲に逃げ惑う市民。家族と一緒に買い物に来ていた子供たちにも犠牲者が出たようだ。

 

 

 

米国・トランプ氏共和党代表候補に

 
 

 
 


4日間にわたって開催された共和党全国大会

 
 

18日から4日間にわたってオハイオ州で行われていた共和党全国大会において、昨日、トランプ氏が45代米国大統領の共和党代表に指名された。 トランプ氏の指名受託演説は75分間にわたり、40数年間で民主・共和両党の大統領候補としては最長の演説となった。

その中で語られた内容は、さすがに従来からの演説に比べると押さえられたものになったようだが、不法移民に対しては国境に壁を作って防ぐという、従来からの主張を繰り返すものもあった。演説のポイントは世界における米国の役割を小さくし、グローバル主義ではなく国益優先主義に徹して米国を安全な国家に、偉大な国家に再生するというものであった。

共和党内での亀裂が深まる中で行われた今回の共和党大会は、前代希な波乱の大会となった。波乱の幕開けは、会場の外で行われたトランプ氏への指名に反対する、前代未聞の共和党員によるデモ。 一方、会場内ではトランプ氏夫人が行った演説内容に、8年前の大統領選挙の際に行われたオバマ大統領夫人のスピーチの文言が含まれていることが、明るみに出て一波乱。

3日目には、かってトランプ氏と大統領指名を争ったクルーズ上院議員が登場。 最も長い時間が与えられ、トランプ陣営としては気を遣ったはずなのに、クルーズ氏からは最後までトランプ氏への支持の言葉が出なかったばかりか、民主党のクリントン候補への投票呼びかけとも思われる発言が行われ、会場は騒然。 

場内はブーイングの大合唱となり、クルーズ氏夫人は厳しいヤジが飛び交う中、身内の者にガードされ急ぎ会場を後にする一幕となった。 21日の米国の新聞「デイリーニュース」紙は共和党内に「CIVIL WAR」(内乱)発生と報じていた。 トランプ氏の大統領候補指名は無事行われたものの、まさに共和党内の亀裂が浮き彫りになる異例続きの共和党大会となった。

 
 

 
 


指名受託演説で「偉大な米国をもう一度作る!」 そう語るドナルド・トランプ氏

 
 

不動産王としては知名度があったが政治経験ゼロ、さらに過激で奔放(ほんぽう)な発言に、いずれは消えると誰もが思っていたはずのトランプ氏が、17人の候補者の中から勝ち残り、共和党候補に指名されたのには大きな理由があった。

それは、多くの人々が米国の現状に強い不満を持っていること、もう一点は、既成政治と既存の政治家に対する不満と嫌悪感である。 だからこそ、エスタブリッシュメントを中心とした不平等社会を糾弾するトランプ氏に、また。政治経験ゼロのトランプ氏に多くの人々が期待をかけるところとなったのである。

来週には民主党の全国党大会が開催され、ヒラリー・クリントン氏が指名を獲得することになるのだろうから、これから先11月の本番に向けて、米国の大統領候補として最も嫌われた者同士の非難合戦が展開されることとなりそうである。 どうやら、向こう4ヶ月間、うっとうしい日々が続きそうだ。 

「共和党対民主党」、「富裕層対低所得層」、「白人対黒人」、両者間の憎しみの感情はこれから先、ますますその度合いを増すことになることだろう。 そして、どちらの人物が第45代大統領に当選したとしても、衰退の一途をたどりつつある米国が、これから先、安全で偉大な国家に再生することはあり得ない。 国家が背負ったカルマの刈り取りの代表責任者としての勤めを果たすだけだ。 出来ることなら、避けて通りたい役職なのだ!

 




 

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