9ヶ国の保有する核爆弾は1万5000発
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現在、地球と人類を滅亡に導く核爆弾は1万5000発を超えている。
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昨今の世界情勢は、あってはならない世界戦争に向けて一歩一歩駒を進めて来ている感じがする。 そんな状況下、何より気になるのが核弾頭の保有状況が、現段階でどうなっているかという点である。 先日、スウェーデンにあるストックホルム国際平和研究所
が、最新の核爆弾等に関する報告書を発表したのでお伝えしておくことにした。
現在、世界で保有されている核弾頭の数は2016年の1月時点で1万5395発。 昨年の同時期に比べると450発ほど減少しているものの、減少のスピードが
極めて遅く、世界の核弾頭の93%を保有している米国とロシアが、核弾頭の減少よりその近代化に重点を置いていることなどから、核軍縮の進展に対して悲観的な見通
しとなっている。
核弾頭保有国とその所持数は以下の通り。
ロシア:7290発 米国:7000個 フランス:300個 中国:260個
英国:215個 パキスタン:110〜130個 インド :100〜120個
イスラエル:80個 北朝鮮:10個
気になるのが中国の動向であるが、中国はロシアや米国に比べれば現時点での数は少ないが、核兵器の近代化を推し進めながら徐々に保有数を増やしている。
インドやパキスタンも同様で、既に100発を越して来ている。
水爆実験の実施を発表し、ミサイルの発射実験を盛んに行っている北朝鮮は、数こそ少ないものの、昨年に比べて2発増加し推定保有数は10個となっている。 唯一の同盟国中国との関係悪化で
、さらなる経済危機を招くことを承知の上で、核実験やミサイル発射実験を行い続けているだけに、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の動向は不気味である。
金第一書記の狙いは国威発揚と韓国や日本、米国に対する威嚇にあるようだが、若き指導者であるが故に、我が身に危機が迫った時には発射
ボタンを押す可能性は十分にあり得る。 核使用について心配なのは北朝鮮だけではない。 理性を持っているはずの米国やロシアと言えども、決して安心とは言えない。
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敵対国に向かう戦闘機に核爆弾が積み込まれるのは、アルスへの夢ははかなく消える時だ。
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最近の東欧でのNATO軍の戦闘訓練に対して、プーチン大統領は核爆弾使用を前提にした演習実施を示唆する発言を行っている。 一方、広島を訪問し核廃絶への決意を表明したオバマ大統領も、核不拡散の戦略については一切語って
おらず、米国の今後30年間における核兵器の近代化に投入する予算は、莫大な額になりそうだといわれている。
敵対国同士が核爆弾を持ち合うようになった今、核を保有することは、攻撃のためと言うより核抑止力のためといわれて
正当化されて来ている。 しかし、鉄砲を持った者同士が撃ち合わないかというと、そんなことはない。 武器を持ったらそれがどれほど強力な武器であれ
、いつかは使うことになるのが人の世の常である。
既に9ヶ国もの国が「核兵器」を
保有してしまった以上、もしも、世界最終戦争に向かうことになるようなら、いずれかの国が再び核兵器を使う可能性は決して小さくなさそうである。 そうなった時には、地球は宇宙から姿を消すことになり、「サラス」から「アルス」への次元上昇への夢ははかなく消えてしまう。
希望の星「アルス」の誕生を前に、いま全ての国が、民族が、組織が、個人がカルマの刈り取りに入っていることは、前回の「米国史上で最悪の銃乱射事件」で記した通りである。 人類が残した最大のカルマはアトランティス時代の「核」に関するカルマである
。 そのカルマを生んだ中心人物たちの多くが、現在、欧米を中心に転生して来ているようだが、彼らはいったいどのような形でカルマの刈り取りを果たすことになるのだろうか。
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