昨夜、ふとテレビをつけたところ、華やかな花火の映像が目に飛び込んできた。 どうやら花火大会を放送しているようであった。 映像の間に入る解説を聞いていると、それは秋田県大仙市の大曲で行われている「全国花火競技大会」を生中継しているようであった。 大曲の花火大会と言えば数ある花火大会の中でも、最も歴史が古く有名な花火大会である。 どうやら今回で90回目を迎えているようである。
競技に全国から参加した28社の花火はどれも皆素晴らしいものであったが、中でも圧巻であったのは、全社が共同で参加し7分間にわたって続けられた音と光の壮大なドラマ、「歓喜」であった。 これは、全長900メートルの河川敷を目一杯使った巨大なスケールで行われたこともあって、その迫力はかって見たことのないものであった。 恐らく他では見ることは出来ないに違いない。
幸いにも手元にあったカメラでその様子を写真に収めることが出来たので、その一部を添付させて頂くことにした。 花火は打ち上げの爆竹音を聞きながら生で見るのが一番。 しかし、会場への行き帰りの苦労は大変だ。 数年前、お隣長野県の諏訪湖を舞台に行われる有名な花火大会に出掛けた際、いつもなら30分もすれば帰れる距離を、3時間以上かかって帰宅したことを思す。
テレビの映像から撮った写真なので、生の写真に比べれば格段にレベルは落ちるが、行き帰りの苦労のないことを考えてご勘弁頂きたい。