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度を超したオリンピック放送

 
 

 
 


リオデジャネイロオリンピックの開催式。 競技会場では日々、様々なドラマが誕生している。

 

連日、日本選手の活躍が続くリオデジャネイロオリンピック。 NHKの番組表を見ると、丸一日がオリンピック放送に割かれ、  BS放送に至っては、世界の情報を伝えるニュース番組が全て削除されて、オリンピック一色となっている。 次期オリンピックが東京で開催されるということもあってのこととは思うが、世界情勢が目まぐるしく変わる中、 いくら何でもちょっと度を超してはいないだろうか。

「闇の勢力」が民衆の知能レベルを下げ、体制に従順な奴隷化人間を作るためにとった政策の一つが「3S主義」である。 つまり、creen(映画・テレビ)、ex(性)、port(運動)の3Sである。 映画やテレビに夢中にさせ、男も女も性の虜(とりこ)にし、勝った負けたの運動競技にのめり込ませる。

人間の思考能力を低下させ動物レベルにまで波動を下げさせるには、この3Sが最も有効というわけである。 その中でもオリンピックという名の下に全てのスポーツ競技を 駆使し、万民をスクリーン(テレビ)に釘付けにさせるオリンピックは3Sの最大のチャンスである。

リオデジャネイロオリンピックが開催されるやいなや、激動する世界情勢を伝えるニュース番組までカットして、オリンピック放送一色と化しているNHKのやりようを見ていると、まさに「闇の勢力」 の思うがままになっているのが分かる。 こうして1億総白痴化と無抵抗人間の急増化が着々と進められているのだ。

一方、金銀銅のメダル獲得数を国家の権威に結びつけるため、違法行為までする愚かな国家もある。その代表国がロシアであり、中国である。 そのためには国家ぐるみのドーピングを行い、メダル獲得に奔走する。 今回の リオデジャネイロオリンピックではロシアのドーピング問題が取り上げられ、多くのロシア選手がオリンピックに参加出来 なくなってしまったが、中国がメダル獲得のために行っている行為もロシア以上にひどい状況にあるようだ。

かつて中国ナショナルチームの医療事務に35年間携わったある関係者は、中国共産党関係者の強要による大量の中国選手のドーピングを目撃したと証言している。  この関係者は最近再び海外メディアに対し中国選手がドーピングを強要されているという真実を明かし、国際社会の人道的な支援を要求している。

 

チャンピオンを待ち受ける引退後の苦しい生活

 
 

 
 


中国の唐穎(とうえい)さんは飛び込み競技でアジアチャンピオンの座に輝いた
経歴の持ち主だ。 しかし彼女は引退後、就職先が決まらず、職業訓練も
受けられず生活に苦しむ状態が続いている。 (大紀元掲載のネット写真より)

 


我が国を始め多くの国々では、世界選手権やオリンピックなどで優秀な成績を収めた選手は、尊敬され金銀メダルは引退後の就職活動に役立っているケースが多い。 しかし、中国という国においてはそうはいっていないようである。

「北京晨報」によると、中国には引退した選手は約30万人いるが、引退選手のうち安泰に暮らしているのはわずかで、およそ80%が引退後、失業や障害、そして貧困に苦しんでいるという。 そのため、女性選手の多くは引退後も名を残し、安楽な生活を送るために 、金持ちや官僚の愛人となるなどカネの為に身を売っているケースが多いようである。

就職難以外で選手たちを苦しめているのは、過度な練習による「後遺症」と「病」である。 中国では共産党のメダル獲得戦略を実行するために、より非科学的な訓練が行われたり、過度に負荷を強いる訓練スケジュールを組まれたりするケースが多い。 一部の中国選手の訓練時間は外国選手と比べて極端に長いことも、選手が負傷するリスクを高め引退を早める重要な一因となっている。

練習中の負傷により後遺症が残った場合でも、彼らはたった4千元(6万円)の補償金と4万元(60万円)の「引退金」しかもらえず、それ以降、医療面などの福祉保障はいっさいないケースが多いようだ。 選手は国家資金で育成されるものの、大会で勝ち得た勝利と名誉は「共産党の名誉」となり、引退後や後遺症を負った後はポイ捨てされている。 これが 覇権国家を目指す中国社会の実体である。


驚異の金メダル獲得

 
 

 
 


実に16年ぶりに金メダルを獲得したアンソニー・アービン選手 。 その笑顔がなんとも爽やかだ。

 
 

今回のリオデジャネイロオリンピックで話題になっている水泳選手がいる。 それは、競泳男子50メートル自由形に出場した米国のカリフォルニア州・ロサンゼルス出身のアンソニー・アービン選手である。 彼は2000年のシドニーオリンピックで米国水泳初の黒人系代表選手となり、50メートル自由形で金メダルを獲得している選手であるが、なんと16年後の今年、リオデジャネイロオリンピックの50メートル自由形と400メートルリレーで、再び2つの金メダルを獲得したのだ。 

35才で金メダルを獲得したのは同競技では史上最年長であったが、16年という長い歳月の後に復活し、金メダルを再び手にするのも極めて珍しいケースであった。 実はこのアンソニー・アービン選手にはもう一つの珍しいエピソードがあった。

彼はシドニーオリンピックで獲得した金メダルを売却して、収益金をある団体を通してスマトラ地震の被災者に寄付しているのだ。 その団体というのが、今回、徳乃蔵で 「エネルギーアート展」を開催している加寿施京子様が中心となって設立した内閣府認証の「ヘルプの喜び運動協会」である。

昨日、徳乃蔵で加寿施様とお話しをしていた際に、ひょんなことから話題が彼女が理事長をしておられる「ヘルプの喜び運動協会」に移り、この会が11年前に「人を助ける喜びを教えること」や「いじめ撲滅」など、青少年の育成プログラムを推進するために結成された経緯などをお聞 きするところとなった。 驚いたのはこの協会の発起人に、話題のアンソニー・アービン氏が加わっていたことであった。

彼はドーピングに陥らないように、日本の「Vivoの水」というミネラルウォーターを飲用していたようで、それが縁で発起人の一人となったようである。 そして、彼は 運動協会がスマトラ地震の津波被害者への寄付をする際に、手持ちの資金がなかったため、シドニーオリンピックで獲得した金メダルをオークションで売却することを決意したという わけである。 

オリンピックで得た金メダルは世界ナンバーワンの才能と努力の証である。 その金メダルを売却して寄付すると言った話は、これまで聞いたことがない。 きっと、そうした彼の 「徳積み」を見届けた天の神様が、今回再び彼の手に金メダルを授けて下さったに違いない。  それも前回は銀であった400メートルリレーも今回は金メダルになるというおまけまでつけてである。 こんな金メダル獲得劇もあるのかと思うと、なんとも 嬉しい気持ちで気分爽快である。




 

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