235名の皆さんからご寄付頂いた資金を下に進めているペルーの学校建設。 当初、標高4500mのワフワ(HUAJHUA)村に小学校と幼稚園
、先生の宿舎を建設する予定であったが、寄付金が大幅に上回ったことからワフワ村から徒歩で6〜7時間離れたカンリパンパ
(CANLLIPAMPA)村にも小学校を建設することにした。 その辺の経緯については「PERU学校建設の決算報告」
と「セサルラトーレ点描画展と音楽会の案内」で報告した通りである。
二つの学校建設はその後順調に進み、まず最初に、カンリパンパ村の小学校が完成した旨連絡が入った。
カンリパンパでは早速、9月4日の村祭りの日にあわせて開校式が行われ、二つの教室を使って授業が始まったようである。 開校式に参加したセサル氏の家族が撮影した写真が送られてきたので、報告かたがた掲載させて頂くことにした。
カンリパンパ村は標高4200mの小さな村であるが、来年には近隣の村から子供たちが入学してくることになるので、二つの教室は程なく満席になることだろう。 鮮やかな民族衣装を身につけて踊る子供たちや、父兄の
喜びに満ちた顔を見ると、こちらの方が嬉しくなってくる。
「PERU学校建設の決算報告」
では2つの村の学校建設を報告しておいたが、7月16、17日に行われたセサルラトーレ氏の音楽会にご参加された方には既にお知らせしたように、実はもう一つの村に幼稚園を建設することになった。
これで、当初予定していたワフワ村の他に2つの村に小学校と幼稚園が建設されることになったというわけである。
5月末にセサル氏が現地を訪問した際、パンパワタ(PAMPA HUATA)村の村民から小学校の隣に幼稚園を是非建設して欲しいという強い希望が寄せられたからである。 そこで私とセサル氏で検討した結果、従来予定していた二つの村の建設費
を抑え、不足分については私が補充してパンパワタ村の人々の希望を叶えてあげることにした次第である。
当初予定していたワフワ村の小学校と幼稚園は現在建設中で、今月(9月)中に完成予定である。 また追加させて頂いた3つめのパンパワタ村の幼稚園は
、10月末完成を目指して建設が進められているので、それぞれ完成した際には、改めてご報告させて頂く予定である。
なお、400万円の送付金の写しは「PERU学校建設の決算報告」
に添付させて頂いたが、残金2,604、440円の振り込み分の用紙のコピーを下に掲載させて頂いたので、ご確認頂きたい。 残りの2つの学校が1日も早く完成し、多くの子供たちに喜んで頂くことを
心から願っている。 ご寄付頂いた皆様には、今しばらくお待ち頂きたい。
追記
徳乃蔵は、新しい作品展開催の準備の為、9月12日(月)から15日(木)まで休日となります。 ご来館される方のなきようご注意頂きたい。