広大な麦畑などに突如として出現する様々な幾何学模様。 それらは「ミステリーサークル」英語名「クロップサークル」と呼ばれており、1980年以降、ストーンヘンジのある英国南部地方を始め、世界各地、イタリア、ブラジル、フランス、オランダ、米国、カナダ、中国などおよそ30ヶ国で5000個も出現し続けて来ているが、最近はあまり話題になることが無くなってしまった。
しかし、ミステリーサークルの出現が決して無くなったわけではなく、今もなお出現し続けており直近では7月26日から27日にかけて、ドイツ南部バイエルン州のマーメンドルフに出現している。 バイエルン州と言えば、「今度はドイツでテロ発生」で記したように、先月、電車内で斧を振り回し乗客5人を負傷させる事件や、大型ショッピングセンターで市民9人が死亡する銃乱射事件が発生した州である。
ドイツでは2014年7月にも同様なミステリーサークルが出現し話題になった。 今回、一夜にして出来上がったサークルは、直径が180メートルと前回の70メートルに比べて2倍半ちかくあり、図柄も複雑に描かれている。
発見者の1人でサークルを空撮したステファン・スティーブンス氏は、ドイツのネットメディアの取材に対し、「この巨大な作品は、見たところ何の努力もせずに作られたように見えるが、作物は折れたりしておらず、人の手が加わったと思われる痕跡はどこにも見当たらない」とその様子を説明している。
また「サークル内の作物は平行に幾重にも重なりあっており、踏みつけられたり刈られたりもしていないうえ、麦の茎は地面に倒伏してもおらず、地面から10〜12センチの高さを保っている」とも語っている。
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2014年7月にドイツに出現したミステリーサークル
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ミステリーサークルが人間の手で作られたものでないとされる理由には幾つかの点があるが、その代表的なものは以下の4点である。
@ 図形の大きさが300メートルにも及ぶ巨大なものもある。
A 円などの形が信じがたい程正確に作られている。
B 数十分から数時間という極めて短時間の間に出来上がっている。
C 倒された麦などの作物は足で踏みつけられたり、機械で押し倒されたような形跡が見当た
らず、地面から一定の均一の高さでもともとその角度で成長したかのように、自然に曲が
っており、その後枯れることなくむしろ根が活性化され周囲の作物より大きく成長している。
こうした点を考えると、人の手で意図的に作られた図も数多くあるようだが、全てが偽物というわけではなく、高度な技術を持つ地球外生命体によって作られたとしか思えないものもあることは確かである。 その目的は何か? 私は人類に対する知的生命体からのメッセージではないかと思っている。
今回のドイツで発見されたミステリーサークルも@〜Cの全てに合致しているようなので、本物のミステリーサークルと考えてよさそうなので、記憶にとどめて置かれたらいかがだろうか。 下にこれまでに目にしたミステリーサークルの中で特に印象に残った図を掲載させて頂いた。 これらの図は短時間で描くことは無理なので、間違いなく本物だと思われる。
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