先月末の「UFO情報」に掲載したように、アメリカのCNNテレビの朝のモーニングショーで5日間にわたってUFO特集が放送された。こうしたことは、UFOや宇宙人の存在に関する何らかの情報が、近いうちに明らかにされる前兆のように思える。
私のHPをご覧になられているアメリカ在住のある女性の方が報道の概要を翻訳してまとめて下さったので、早速掲載させて頂くことにした。英語が苦手の方は文章をコピーして読みながら、映像をご覧になったらその内容をよりよく理解されるに違いない。
日本でもいつかNHKテレビの朝の番組か、特別番組でこの種の内容が放映されることが来るのかも知れない。翻訳され、読みやすい内容にまとめて頂いたDさんに心から感謝し、御礼申し上げます。有り難う御座いました。
なお掲載した文章は、私の一存で一部修正したり、カットしているので、文責は私に帰することをご承知下さい。
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【11月24日放映】 エイリアンを信じている人たち
http://www.cnn.com/video/#/video/us/2008/11/24/obrien.aliens.not.just.crazy.cnn
ミルトン・トロスは、空軍で20年間働いた元パイロットであり、博士号を持つ技術者、大学教授である。彼は現実的で左脳思考(理論的)の人間であるが、1957年5月にイギリスでUFOと遭遇したと述べている。
そのとき、今までにない強い信号をレーダーのスクリーン上に見つけ、射撃するよう命じられたのだが、その飛行機のような形をした物体はあっという間に飛び去ってしまったという。地球のものではとても説明がつかない。
ミルトンは「それは宇宙のエイリアンがデザインした飛行物体である」という。彼は政府の識者から「このことを口外するな」と命令された。今年10月に、英国政府は、このような数百ものUFO目撃証言を公表した。アメリカ政府はUFOの調査結果を公表するように迫ったという。
エドガー・ミッチェルは、アポロ14号の宇宙飛行士で、月面歩行を経験した一人である。彼はエイリアンが地球をたびたび訪れ、コンタクトをとっていると完全に確信している。彼は「そのことはまだ一般的には知られていないけれど」という。月から帰還した後、エドガーはアメリカ国防総省で政府高官と報告会を持った。
そのとき、その高官はエドガーに、アメリカ政府はエイリアンの飛行物体の証拠をつかんでいるのだが、このことは秘密にしておかなければならないのだ、と語ったという。エドガーは「その技術がどんなものであれ、政府が統制しているのだと思う」と述べる。
世界では毎年数千の未確認飛行物体の目撃談が報告されている。しかし、一般の民間人で他の惑星からの訪問を、議論の余地がないほど確証できた人は少ない。むしろ、自然現象、極秘軍用飛行機、またはペテンではないかと考えられているようである。
しかし、1997年3月、大きなV字型をした飛行物体が、アリゾナのフェニックス上空を飛行したということを、考えてみてほしい。その目撃者の中には、元アリゾナ州知事で、経験豊富なパイロットである、ファイフ・サイミントンも含まれていた。彼は「国防省が証明でもしない限り、それは何らかのエイリアンの飛行物体に違いないと思う」と述べている。
元大統領ジミー・カーター氏は、大統領になる前に、他の25人と共にジョージア州の平原上空のを飛行する不思議な色の光体を目撃している。彼は自分が目撃したものはエイリアンの乗り物だと断言しているわけではないが、ほとんどのアメリカ人はエイリアンの存在を信じている。
(最初に登場した)ミルトンは「UFOについて好きなだけ懐疑的でいていいのだよ。でも、(可能性に)心を閉ざしてはいけない。」と述べる。
【11月25日火】 ロズウェル再訪
http://www.cnn.com/video/#/video/us/2008/11/25/obrien.roswell.revisited.cnn
ジュリー・シュースターは「ここが飛行物体が墜落した場所だと言われているところです」と示す。いわゆるロズウエル事件の現場である。ジュリーの亡父は、61年前、当時のロズウェル空軍基地の広報官として、「米軍は空飛ぶ円盤を牧場で見つけた」というプレスリリースを書いた人物である。
何か不思議なものがこの地に墜落し破壊したことは間違いない。ジュリーは「何が起こったのか、私もはっきりと知りたいのです」という。
ドン・シュミットは、ロズウェル事件を長年、綿密に調査し、彼の書いた三冊のベストセラーはテレビ番組の構想として採用された。雷を伴った嵐、壊れた飛行物体、縮んだエイリアンの死体、政府による大がかりな隠蔽工作。
ドンは「私の20年間の調査によると、人々の証言は政府の調査書と相容れない。私は政府が事件を無視し、真相を隠蔽していると信じている。」という。
政府はこの事件を無視したのか?いや、政府はこのケースを調査している。
その結果、最初は空飛ぶ円盤の墜落だと発表したが、すぐその後、気象観測気球説や秘密核爆弾探知機説、ダミー人形を落下させて行ったパラシュートテスト実験説と修正している。
米国国防総省のスポークスマンであるダグ・ケネット大佐は、1994年9月8日に、「空軍によるリサーチでは、ロズウェル事件、つまりUFO騒ぎを隠蔽しているという証拠は何も見つからなかった」と発表した。それにより、その調査は打ち切りになった。
フランキー・ロウは、ロズウェル事件当時12歳だった。彼女はUFOの破片で遊ぶ機会があった。「髪の毛より薄かったのよ。それを手で握って上げてみると、何か触っているという感覚がないの」という。(注:このシリーズの予告編では、彼女は手にしたものが「突然消えた」と語っていた。)兵士がやって来て「そのことをしゃべるな」と告げたという。彼女は「その当時の子は、言うなと誰かに言われたら、言わなかったものなのよ」
と述べる。
ジュリー・シュースターはニューメキシコでの事業が大当たりしている。92年に父が建てたUFO博物館を引き継いで経営しており、年間16万人が来場し、25億円の新しいビルを建設するほど繁盛しているのだ。彼女は、「空軍による発表は、何も証明したことにならないわ。94年の調査打ち切りは(UFO博物館にとって)何にも影響がないと私は思うの、今のところわね」
という。
【1月26日】 エイリアンとの再接近・エイリアンとの遭遇を描写する男
http://www.cnn.com/video/#/video/tech/2008/11/26/am.obrien.aliens.abducted.cnn
(録画で、不思議な皮膚の写真をCNN特派員に示しながら、バド・ホプキンス「エイリアンの細胞検査みたいだな。」と言っている。)バド・ホプキンスは、エイリアン誘拐事件のリサーチを行っている。彼が書いた小さなエイリアン「グレイ」は特徴のある顔をしている。
(二つのエイリアンの似顔絵を示しながら)「これらは別々の人。これらの絵はたいへん古くて、エイリアンの顔がTシャツになる前のもの。」だと言っている。「(エイリアンによる誘拐を経験した人にとっての)告白の父」と呼ばれる彼のところには、数百人が訪ねて来た。CNN特派員「とっても風変わりですよね」。
バド「そう、とても風変わりのように聞こえるよね。でも、だからといって、事実ではないとはいえないんだよ」。バド「私の想像では、(エイリアンとの遭遇は)とても頻繁に起こっている」。というのは、彼はたくさんの事例を知る機会が続いているからだという。
バドは1964年にUFOを目撃し、1976年にニュージャジーでエイリアンとの遭遇に関する記事(タイトル「正気な市民、UFOを目撃」)を書いた。それ以来、彼の電話は鳴り止むことはない。「大量の証拠が―――より重く、重くなってきている」という。「私はちっとも楽しい気分ではない。あまり好ましくないものや聞きたくないことを捜しているわけだが、苦しんでいる(誘拐を経験したという)人々と共に働いているだけなのだよ」。
エイリアンに誘拐されたと信じているマークは、(記憶の)空白の失われた時間を埋めるために、ダグのところに数回やって来ている。(催眠を使って行われた最初の頃のセッションテープをこの番組で再生。)(録音されたマークの声と字幕)「なにかが小さくて白く輝いている。とても明るく輝いていて形が見えない。とても怖い。」「そしてそれはベッドの上に登ってきて、私に触ろうとしている」。(催眠セッション再生修了)
マーク(実物)は「長年、いったいこれは何だろうと思っていた。理性的、理論的に考えたけれど、何か人間ではないものとの遭遇としか、説明のしようがない。」という。CNN特派員が「彼らは何をあなたから得ようとしたのだと思いますか。」と聞くと、マークは「分からない。」と答えた。「彼らが共感性を持っているとは、感じられなかった。
彼らは野性的になるかもしれないと感じた。まるで、ライオンか野獣が獲物を捕まえて、上からのぞき込んで、そしてそれを放つような。私は、彼らとは真の心の交流を持てず、彼らが私のことを気にかけてくれている様には思えなかった。私を調べるだけ調べ、そして開放するのだと感じた」。
「とっても風変わりなんだけれど・・・」とマークが言いよどむ。(CNN特派員はさらに続けて話すようにうながした。)グレイ(エイリアン)はマークを宇宙船の観察室に連れて来て、胎児を手渡したというのだ。それは理論的には驚くべきことだが、マークはこれらの“ハイブリッド”――人間+エイリアンはやがて地球に住み、占領してしまのではないかと考えている。
バドは「すべてのことがけっきょく風変わりだよね。」という。
【12月1日】 (文書に書き起こされたものは、内容的にTV放映された番組とほぼ同じなので、これを訳します。またTV放映の翻訳も一部それに加えます。)
すべてのエイリアンへの呼びかけ(TV)
宇宙を調査する;「だれかそこにいますか?」(文章)
TV http://www.cnn.com/video/#/video/tech/2008/12/01/obrien.1.800.alien.cnn
文章 http://www.cnn.com/2008/TECH/space/11/26/aliens.tarter/index.html
(文章の翻訳+一部TVの翻訳)
北カリフォルニアの人里離れた谷で、ジル・ターナーは宇宙の声を聞いている。
42基の巨大で洗練された電波望遠鏡を配置して、宇宙の地球外生物のシグナルを探している。もし、知的生命体が他の惑星に存在して接触してきたら、ターナー氏は最初にそれを知る人々のうちの一人になるであろう。
私たち地球の市民だけが、宇宙の住民なのだろうか? 世論調査によると、ほとんどのアメリカ人が、私たちの星以外にも、何らかの生命体が存在すると信じている。
「それは根本的な疑問です」
と、1997年の映画“コンタクト”のジョディー・フォスターが演じた役のモデルになった実在人物であるターナーは言う。私たち以外に誰もいないのか? どうやって彼らを見つけられるか? 私たちや惑星についてどんなことを教えてくれるのか?
「私たちは、どのように宇宙が始まって星雲や大きな枠組みが形成されたか、生命の起源はどこで発生したかを、何とか解明しようとしています。」
「これらはすべて宇宙に関する大きな、有効な疑問である。同じように大切な疑問は、地球上で起こっていることと同じことが、他の場所で起こったことがあるのかということである。」
技術の進歩のおかげで、科学者たちは遅かれ早かれその答えを得られるであろうと考えている。火星探索者たちは、火星の地表の、化石のように見えるものの写真を撮った。NASAは10年以内に、地球のような惑星を捜す機械を打ち上げる予定だ。つまり、この軌道観察衛星は、星に囲まれた惑星を捜し、生命体を維持することが可能かどうかを、調べることができるかもしれない。
【12月2日】 「虫(ここでは、細長く足のない、ミミズのようなかたちをした虫のように見えるもの)」 は火星生物の調査の手がかりになるだろうか?
http://www.cnn.com/video/#/video/tech/2008/12/02/obrien.mars.worm.cnn
スティーブン・ゴーバンの会社は、火星探査の際、火星に穴をあけるためのロボットドリルを開発した。火星表面にあけられた穴の写真は、彼にとって大きな意味を持つものだった。
しかし、別の一枚の写真は、すべての人たちにとって大きな意味を持った。2004年、火星着陸数日後、NASAの職員から一枚の写真を見せられた。「その職員と目を見合わせて、うわあ!と心の中で言った」。
(CNN特派員の声で)私は科学者ではない。TVに出演しているだけの者だ。「小さな虫(細長く足のない虫)に見えます。」
(CNN特派員)「NASAの科学者に、ロボットを次の岩に動かすように言われた。そこは火星の生命に関する疑問を解くための宝庫なのに、それ以外には何も出来なかったのですね?」(スティーブン)「そうです、これについては何もできませんでした。」
NASAの科学者であるクリス・マッケイは「生物の化石だと信じるには、写真だけでは証拠として不十分です。もっと直接的な、科学・生物学的な調査が必要です。」
天文生物学者のクリスは、例えば砂漠などで、地球上の生物が生息する限界を見極めることで、宇宙に生物がいるかどうかをよりよく理解しようとしている。
クリスは「(これらの彼の調査から)宇宙において生命体は珍しいものではないだろうという結論に至る。小さな太陽系であるこの地球で生命は二度始まった。生命は自然現象の一つ。私たちが地球で見ているものは、宇宙のくずではないのです。」と述べる。
(CNN特派員の声)それは正しいのですか?それならエイリアンはどこの星雲に隠れているのでしょうか?
世界一の惑星発見者で、元宇宙飛行士のジェフ・マーシーは、「私たちは、星雲の中に自分のルーツを探している」という。今まで発見された300+非太陽系の惑星のうち、半分は彼と彼のチームの功績によるものである。
現在の調査では、ガスをたくさん含んでいる木星の位置しか特定できていない。しかし、来年春、地球のような惑星を捜すため、NASAが特別に設計した望遠鏡を搭載した衛星を打ち上げるので、こういった状況も変わるかもしれない。
ジェフは、「太陽系星雲は2000億の星を含み、全宇宙内に存在する1000億の星雲に影響を及ぼしている。各星雲が地球のような星を持っているとしたら、1000億個の地球のような惑星があるはずだ。惑星へのシグナルが、一つのエイリアンの住む惑星に届くために片道50、000光年かかり、戻ってくるのに100,000光年かかる」という。
それでは今、近所から始めよう。スティーブ・ゴーバンの「虫」に別のロボットを送り、もっと調べるべきだと言うべきだろう。
もう一度見て。スティーブ「いったい何なのだろう?」