2008年を振り返る
2009年が明けた。地球と人類にとってかって経験したことのない驚異的な出来事が発生するのではないかと言われている「2012年」までわずか3年を残すばかりとなった。2012年それは、紀元前31
14年から始まったあのマヤの長期カレンダーの終焉の時である。
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ドン・アレハンドロとエリザベスに対するインタビュー
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ドン・アレハンドロとの出会い
昨年は私にとって、10年をたった12ヶ月に凝縮したかのような激動の1年であった。そのスタートが切られたのが、3月のマヤの最高神官ドン・アレハンドロとの出会いであった。地球・先史文明研究家として、マヤ文明遺跡の残されたグアテマラにはもちろん何回か足を運んではいるが、ドンの存在など知る由もなかった。
それがひょんなことから彼を日本にお呼びすることになったのだから、縁というのはなんとも不思議な力である。人類の中でも最も歴史の古いあのマヤ族の長老
で、メキシコ、ベリーズ、グアテマラにいる450部族の長老からなる「高等マヤ評議会」の主席を務めるドン・アレハンドロを我が国にお呼びし、祈りと講演をして頂くことになるとは、昨年の今頃には、思いもしな
かったことである。
20日間に及ぶ旅の道中、ドンから聞かされたのは、地球や人類の大転換に繋がる長期歴の終わりの日が間もなくやって来るということ、しかし、そ
の日が巷間言われている2012年12月21日かどうかは確かでないということであった。いうのは、マヤの暦を読み解く、ディ・キーパーと呼ばれたマヤの神官達が500年前、スペイン人の侵略で皆殺しになってしまったからである。
しかし、人類はやがて電気もローソクの灯もまったく通用しない、真の暗闇の日との遭遇によってその日の到来を知ることになるという。
3日半にわたって続く暗黒の世界が過ぎ去った後、人類が目にする太陽はこれまでの太陽とは全く違うものとなっているようである。まさしくそれは、アセンション
後の新生地球を照らす高次元の太陽であるようだ。
マウリツィオ・カヴァロ氏との邂逅
それからわずか半年後の11月、今度はグアテマラとは日本を挟んで反対側のイタリアの地から来日したエイリアン・コンタクティー、マウリツィオ・カヴァロ氏との邂逅
(かいこう)である。カヴァロ氏は1981年9月に第3銀河の鷲座のクラリオン星からやって来ているという宇宙人にアブダクション(誘拐)されて以来、実に27年間にわたって今もなおコンタクトが続いている希有
(けう)な人物である。
彼との30時間に及ぶ長時間のインタビューは、私の60年を超すこれまでの人生の中でもかって経験のないほどの驚きと衝撃の連続であった。進化論の過ち
と人類誕生の秘密、太陽を二つ持つ連星系としての我が太陽系の歴史、地球空洞論、宇宙から眺めたアセンションの到来と人類の行く末
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マウリツィオ・カヴァロに対するインタビューは30時間に及んだ
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2月末に徳間書店から出版される彼自身の著著と、その後に出る私との対談集を読んで頂ければ、宇宙船やエイリアンの存在をかたくなに否定し続けている大槻元教授のような人間の主張がいかに愚かなことであるかが
、分かろるはずである。今はもうUFOやエイリアンの存在を論議している時ではないのだ。
現に、アポロ14号の宇宙飛行士として、9時間を超す最長の月面滞在時間を持つエドガー・ミッチェル氏は、公の席で、エイリアンの存在と人類とのコンタクトを確信していると述べているではないか。それは月面上でUFOや人工的な建造物を目撃している
からの発言である。
ミッチェル氏は月面で見た驚天動地の出来事を、守秘義務をもつ宇宙飛行士として発表できずにいるため、国防総省(ペンタゴン)情報として語っているだけのことである。秘密保持の誓約が解除されたら、
他のアポロ飛行士達からも一斉に驚くべきUFO情報が暴露されることは間違いない。
飛鳥昭雄氏と坂本政道氏との対談
ドンとカヴァロ氏との対談の間に行われた、飛鳥昭雄氏、坂本政道氏との対談もまた、時宜を得た大変有意義なものであった。飛鳥氏との対談本
『人類と恐竜は共存していた!』は11月に学研から出版されているので、読者には既にお読み頂いていることと思うが、飛鳥氏の持っている情報は古代文明に関するものだけでなく、UFO写真やエイリアン情報もまた凄い物である。
1月に徳間書店から出る坂本氏との対談本もまた、到来するアセンションを宇宙と霊的世界から眺めた非常に興味深いものとなっている。私自身が
、原稿のゲラに朱を入れるのも忘れて読んだ程だから、絶対におもしろいはずだ。
長大な歳月、人類が輪廻転生を繰り返すための霊的宇宙基地として存在し続けてきたフォーカス27や35の世界に今起きていいる一大異変は、アセンションを前に我々がまっ先に知っておかねばならないことである。1月と2月の講演会ではこの点についてもお話しする予定である。
わずか1年のうちに、内外の識者とのこれだけの有意義な対談を行うことができたということは、いかに時の流れが速くなっているかを物語っている。
私が講演会等で話している「時々刻々とスピードを上げている時の流れ」は紛れもない事実なのである。
それは、肉主霊従から霊主肉従へと変化を遂げてきている人なら誰でもが感じていることである。時間の経過は
一般の方が考えているより遙かにすごいスピードで進んでいることを忘れないで欲しい。
昨今の1年は、一昔前の10年に匹敵するくらいの速さだと思って頂いてよろしいようである。
2009年を展望する
そして、いよいよ2009年が明けた。リーマン・ショックによって引き起こされた経済危機の到来を経て、今年はいよいよその本番を迎えることとなる。どれほどの国が持ちこたえ、どれほどの会社がその危機を乗り越えるられるのか? 今年もまた、講演会とHPの中核
となるテーマの中に、経済問題が入ることは間違いなさそうである。
一方、自然災害はいよい今年あたりから本格的になってきそうである。百万単位の死傷者の出る巨大災害は、もう1〜2年先になりそうであるが、かって経験したことのない驚くような天変地異
の予兆が世界のマスコミを賑わすことは必至である。
また、経済不況から発生する国民の不満と不安が多くの国で社会問題を引き起こすことになりそうだ。中でも、
大規模な暴動発生が懸念されるアメリカと中国は不安である。アメリカは一般市民が銃を保持している国であること、また中国は貧富の差が激しく、不満を持つ民衆の数があまりに多すぎること、それらが一段と不安を募(つの)らせる。
アメリカは単に経済の破綻だけに留まりそうにない。機軸通貨ドルの崩壊とそれを食い止めるために発行が噂されている新しいドル
(ブルー・ドル)と、旧ドル(グリーン・ドル)との交換レートによっては、社会的大混乱の発生も十分に予想されることである。
アメリカの長期国債やドルを大量に保有している中国や日本も又しかりで、一歩間違えば、国家的破綻さえ招きかねない。ニュー・ドル発行の脅威に怯える中国や日本とは別に、ロシアや韓国
もまた自国通貨の大幅下落によって財政破綻が心配され始めてきている。強烈なポンド安が進むイギリスとて安泰ではなさそうだ。
経済恐慌や財政破綻から抜け出す最も効果的な手段が戦争景気であることを考えると、新たな戦争の噂がマスコミを賑わすことになるかも知れない。その前兆となるのが、ムンバイのテロから始まったインドとパキスタン間の緊張状態の発生である。
パキスタンの英字新聞デイリーニュースなどによると、12月29日、インド作戦本部長のセクホン少将と、パキスタン側の作戦立案責任者のイクバル中将は、インドーパキスタン間に設置してある緊急電話回線(ホットライン)を通じて会談を行い、そこでイクバル中将はインド側に「核による先制攻撃」の方針に変更はないことを伝えたとのことである。
ただ、これを受けてインド側は、これまでの軍事作戦の再評価を行い、パキスタンとの衝突を回避するため、積極的な軍事行動は行わないとの方針に変更した可能性が大きいことも伝えているので、一安心だが、一歩間違えば核戦争の勃発である。
ロイター
さらに追い打ちをかけるように年末に始まったイスラエルのパレスチナ自治区ガザへの過去最大の規模の空爆もまた、いやな予感がする。すでに500名近い死者が発生し、連日のように、国連事務総長の休戦の呼びかけが出されているというのに、ブッシュはハマスを一方的に
非難するだけに終始している。6ヶ月間の休戦を破ったハマスだけに非があるとは思えないのだが。アメリカ
の偏ったイスラエルよりの発言が気になるところである。
輝くばかりの明るい未来を前にして、どうやら今年も又陣痛の苦しみの1年になりそうである。