2カ月以上燃え続ける地下からの炎=貴州省
中国という国は不思議な国である。貴州省桐梓県ですでに3ヶ月も前から地下から不思議な炎が噴き出して、今でも燃え続けているというのに、特段騒ぐわけでもなく、調査隊を派遣して調べるでもなく放置したままである。
それでも、しだいに火口が増加してきて村民が騒ぎ出してきたため、州政府の役人と研究者が現地入りして調査を始めだしたようなので、何らかの発表があるのではないかと思われる。
【大紀元日本3月18日】
昨年12月に、貴州省桐梓県市街地から16km離れた燎原鎮橋頭村の山道付近に突然地下から炎が噴出して、今でも燃え続けている。現地村民はこの火を利用し、湯を沸かしたり暖をとったり、さらに豚足、トウモロコシ、卵などを煮込んで料理したり、洗濯物を乾かしたりしているそうだ。
この燃え続けている炎は、消える気配はなく、むしろ勢いが徐々に強くなっている。現在、この炎が燃えているところの道路に直径2メートル、深さ5メートルの陥没ができて、そこから太さ1メートル、高さ2メートルの炎柱が燃え上がっている。さらに周囲100メートル範囲の地面に20カ所の小さな燃えている炎が現れており、多くの箇所に噴煙も見られてる。
火口が次第に増加、範囲も拡大しており、この不思議な現象に、現地の村民は生活や住居の安全が脅かされるのではないかと心配している。
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貴州省桐梓県で撮影した地下から燃え出している不気味な炎
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