失敗が続く「次元の窓」への挑戦
私とマウリツィオ・カヴァーロ氏との対談本『超次元スターピープルの叡智』(徳間書店刊)を読まれた方ならスイスのジュネーブ郊外にある「CERN」(セルン)と呼ばれる素粒子研究所の名前を覚えておられるかもしれない。(同著 61ページ参照)
ここは欧州共同体が大型ハドロン衝突型加速器を使って素粒子を研究しているとされている、世界最大規模の素粒子物理学研究所である。
しかし、マウリツィオ・カヴァーロ氏がクラリオン星人から聞かされたところでは、この研究所の真の研究目的は「次元の扉」を開けるためであるというのだ。そして
昨年、その高速加速器が本格的に稼働する直前に、機能停止する事態に陥ったのだ。
公式な発表では機器的なトラブルと発表されたが、実は宇宙人が関与したためであったようである。
その理由は? 現段階で、「次元の扉」の研究が進むことは、結果的に人類に悪影響を及ぼすことになると考えたからであったようだ。
原子を解放することを学んだ人間が、今、核処理方法に悩み、核戦争の脅威に怯(おび)え続けているのと同じように、精神性の向上が未だに物質主義から脱却していないレベルで、「次元の扉」を開くことは、人類にとってこの上なく危険であるからである。
1960年代にアメリカ海軍が行った秘密の電磁場実験がその一例である。実験に使われたフィラデルフィアに停泊中の駆逐艦が瞬時に数百キロも離れた海洋に移動し、再び戻ってきたときには軍艦のデッキや扉と胴体が一体となってしまった人間や、消滅した人間、発狂した人間などが出た悲惨な事故は、まさに十分な予備知識のないままに「次元の扉」を開いてしまった典型的な例である。(『5次元入門・アセンション&アースチェンジ』 徳間書店刊参照)
前回の事故発生から1年余ほどして、再びこの加速器セルンにトラブルが発生したというニュースが流れた。記事の発信元はスイスのニュース社「SWISS Info.
Ch」(スイス情報チャンネル)で、それによると、事故の原因は鳥が落としたパンくずによって加速器がショートした
ためだということのようである。
もしも、マウリツィオ・カヴァーロ氏が伝えることが真実だとしたら、今回の故障の原因も伝えられるようなものではなく、宇宙人の関与があったのかもしれない。
いずれにしろ、「次元の扉」を開くということはアセンション(次元上昇)を人工的に行うことにつながる重大な行為だけに、人類の覚醒度が低い段階では、核開発以上に危険な行為であることは間違いなさそうである。
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大型ハドロン衝突型加速器 (SWISS Info. Ch」より転載)
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セルンでショート発生 原因は鳥
SWISS Info. Chニュース
1羽の鳥が落としたパンくずが、ジュネーブにあるセルンの大型ハドロン衝突型加速器をショートさせた。発表があったのは11月9日だったが、この出来事が起きたのは前の週の3日だった。「セルン
( 欧州合同素粒子原子核研究機構/CERN ) 」の発表によると、フランスパンのパンくずが原因で「大型ハドロン衝突型加速器 ( LHC
) 」に電流を供給している外部電気機器系統がショートした。
このショート事故で、LHCの冷却システムの一部も作動停止した。そのため、絶対零度のマイナス273度に冷却されていた装置がマイナス268度まで上昇。しかし、数時間後には正常化し、大事には至らなかったという。
現在、LHCは11月中旬の再稼動に向けて準備が整えられているところで、装置を最も低い温度に保つ必要がある。LHCは2008年秋に稼動を開始したが、その直後に重大な故障が発生し、実験の中止を余儀なくされた。
LHCは宇宙誕生の謎を解き、物質構造を解明するための実験装置。全長27キロメートルのリング状のトンネル内で、高エネルギーの陽子ビームを光速に近い速度まで加速させ、衝突させる計画だ。