天皇陛下は、心臓のバイパス手術を受けるため、17日、東大病院に入院された。
17日午前、皇后さまとともに病院に到着した陛下は、ロビーに集まった人たちに笑顔で手をお振りになられ、普段と変わらない表情で病室に向かわれた。手術は18日午前中に始まり、5時間ほどで終わる見込みだという。
回復が順調ならば、入院は2週間ほどになるとみられている。陛下の入院を受けて、宮内庁前では、17日から陛下が退院されるまで、特設の記帳所が設けられた。また、各地でも回復をお祈りする神事やお見舞いの記帳が行われ、皇居での記帳の数は、3000人近くに達しているようである。野田首相も正午すぎ、皇居・宮殿を訪れ、記帳をされている。
皆さんと共に、手術が無事行われ、一日も早くご回復されんことをお祈りさせて頂きたいと思っている。