米国の中西部地方に異例のトルネード警報が発令された。
前回「地球が怒っている」で、南部テキサス州が大規模な竜巻に襲われ巨大トレーラーが紙くずのように空を舞っている映像を紹介したばかりであるが、今度は週末、中西部全体が大嵐と巨大な竜巻に襲われそうである。
米国では昨年あたりから、竜巻の発生回数が異常に多くなって来ており、その規模も大型化しているが、こうした警報はこの10年間で、昨年の4月27日に次ぐ二度目で、この時には、322名が死亡、被害総額110億ドル(9000億円)に達する大変な被害が発生している。今回も規模が極めて大きく、長時間に及びそうであることから、前回を上回る被害が懸念されている。
既に一部の地域では幾つかの竜巻が発生しており、日本時間の今夜から、500万人の人が危険で予測不可能な週末を迎えることになりそうである。被害が少なくてすむことを祈るばかりだ。