イスラム市民への無差別攻撃容認
18日付けの朝日新聞が驚くべきニュースを伝えていた。
イスラム教の聖地やイスラム教徒の一般市民に対しては、広島や長崎への原爆投下や東京大空襲のような無差別攻撃が容認される、という内容の授業が
米軍幹部の教育機関において行われていたと言うニュースである。
問題の授業が行われていたのは、米統合参謀大学における講座で、現職の士官らが講師として大佐や中佐、大尉や中堅幹部といったいわば戦時下では陣頭指揮を執ることになるリーダーを対象に行ってきたものであるという。
講座では、イスラム過激派が市民をテロの対象としていることから、イスラム教徒の戦争では、市民を戦闘対象から除外することを定めたジュネーブ条約を遵守する必要はないと教えているというのだから恐れ入る。しかし、これは白人エリートの持つ非白人蔑視の風潮が垣間見えただけのことである。彼らは白人以外の人間、
つまり黒人や黄色人種は人間の皮を被った動物に過ぎないと考えているのである。
こうした非白人蔑視の考えが非キリスト教徒にも向けられている。昨年、核兵器の発射を担う空軍将校向けの訓練の一環で、キリスト教の聖戦論
が説かれていたことが発覚し問題になったが
、これは、その現れである。キリスト教徒を守ることは神から与えられた聖なる戦いであるからして、いかなる戦略もすべて許される行為だという
考えで、これはまさに非白人蔑視と同じく、非キリスト教蔑視の思想の現れである。
今回、米国防総省は一人の受講者の告白で授業の内容を把握したようであるが、こうした考えは一部の人間だけでなく、政治家や軍全体に広く行き渡っている風潮であることは十分に考えられることである。だからこそ、先の大戦において、広島と長崎に原爆を投下し、東京に大空襲を実施し、何十万人の民間人を犠牲にしていながら、戦後
70年になろうとしている今でも未だ謝罪の言葉が為されないでいるのである。
トルーマン大統領が原爆投下についてイギリスのチャーチル首相に相談したところ、「黄色人種の住む日本なら良いではないか」という返信があったというから、軍人だけでなく、
欧米の白人のトップやエリート集団の中に強烈な非白人、非キリスト教徒蔑視の考えがあることは間違いなさそうである。
彼らがなにゆえこうした偏った考えを持ち続けているかというと、彼らはアトランティスからの転生者であるからである。レムリア文明を滅ぼし、最後には自らのアトランティス文明まで滅亡させてしまった物質至上主義者のアトランティス・エリートたちは今地上に転生し、おのれのカルマを刈り取ろうとしているのだが、その一部は改心が出来ずおのれのみが神の子であるという
エリート意識を捨てきれず、再びアトランティスの末路を繰り返そうとしているのである。
もしも、今生で同じ過ちを繰り返した時には、人間へと進化した時点に戻り一から再スタートを切ることになるため、彼らの魂が再び文明時代にたどり着くまでには途方もない時間が必要とされることだろう。それが天から与えられた「自由意思」(人の命を奪うも、救うも本人の意思次第)の恐ろしさである。