「ピラミッド5000年の嘘」という映画が2月18日から新宿バルト9、丸の内TOEIなど全国の映画館で公開されることになった。
この映画は、これまでのようなスピルバーグ監督などによって作られるドラマ形式の映画と違って、ドキュメンタリーなノンフィクション作品である。監督パトリス・プーヤール氏は6年前、ギザの大ピラミッドを研究し、いかに考古学者
が主張している大ピラミッドのクフ王建設説が虚偽に満ちあふれたものであるかを語る人物に出会った。
その人物の話が、突飛な仮説に基づく夢物語などではなく、30数年にわたる徹底的な検証に基づくものであることを知り、大変なショックを受けた。プーヤール氏
はその人物の語るピラミッド・クフ王建設の嘘を多くの人々に知らしめるべく、その後、ご自身で検証に取り組む。
検証は考古学だけに留まらず、建築、物理、地質、数学、気候学、天文学など多方面から、冷徹な科学の視点に基づき徹底的に行われた。
6年を越す検証は各分野の勇気ある第一級の専門家の驚くべき証言によって、これまでの常識の無理、不合理を突き崩し、真実のピラミッド像を浮かび上がらせるところとなった。
それは、これまで長い間だ、明らかにされずに来た人類史上最大の嘘「ピラミッド、エジプト人建造説」の暴露であり、人類の文明進化の歴史を完全に覆すものでもあった。
この映画で明らかにされた驚きの真実の中には、拙著『謎多き惑星地球』・上下巻(徳間書店刊)の中で既に述べたように、200万とも250万個とも言われている
膨大な巨石を、異常なまでの精緻さで積み上げた技術や、
「王の間」が古代の計測機器では実現不可能な0.5ミリ以下の誤差しかない完全な長方体で作られていることなど、多くの驚くべき真実が明らかにされている。
これらは4500年前のエジプト人の持つ工具や知識、技術では到底不可能であり、さらに、ピラミッドの縦横高さの数値の中には、数値、π(パイ・3.14)
や黄金比が使われており、それが地球の形状を表現するためのものであることなど、驚異的な事実も明らかにされている。
中でも、英国空軍が偶然撮影し映像として残された、春分の日のわずかな瞬間、ピラミッドの形状が四角錐から八角錐に変化する現象は、見る人に衝撃を与えるに違いない。
こうした長い間隠され続けた真実が、世界的に配信される映画によって世に出るということは、大変な意義があることことに読者は気づいて欲しいもの
である。世の中には、この他にも我々が長い間、真実と思い込まされ、信じ込まされてきた虚偽や欺瞞(ぎまん)は山ほどあるのだ。
だからこそ私はこれまで10余年にわたって真実を世に出すために、命がけで世界を飛びってきたのだ。
今回の映画によって、ピラミッドにまつわる大嘘が暴かれ出したのをきっかけに、そうした虚偽や嘘が暴かれ、次々と真実が世に出る
流れは勢いを増してくるに違いない。私がかねがね言ってきたように、銀河の中心から放射されている聖なるエネルギーを受けることによって、全ての「素」
(本性)が現れ、権威や名声によって隠され続けてきたものが表に出る時が来ているからである。
「UFOや宇宙人の存在」、「死後世界の実体」、「地球や人類の本当の歴史」・・・・ などばかりか、これまで権威を持ち、立派な人物と思われてきていた政治家や学者、経済人などの実体が世に明らか
にされ始めているのもその表れである。
どうか皆さんも心を「素」にし、従来の歴史観や価値観を捨てて、素直な気持ちで真実を見極める目を養って欲しいものである。
私は12月に行われた特別試写会に招待されて「ピラミッド5000年の嘘」を拝見したわけであるが、様々な真実を語る数値などが字幕で次々と映し出されるため、十分に把握出来ない点があったが、皆さんがご覧になられ
る時には、日本語で音声として語られるようなので、より理解しやすくなっているに違いない。
時間を割いて是非ご覧になられることをお勧めする。
なお、3〜4月に行われる私の全国講演会は、「ピラミッド5000年の嘘」すなわちエジプト文明の真実、権威におもねた愚かな考古学者・歴史学者たちによって隠され続けてきた、人類の本当の歴史の真相を語る予定である。是非時間をとってご参加頂きたい。