水星に不思議な窪地発見



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太陽系に一大変化が起き始めてきている


ナショナル・ジオグラフィックの日本サイトには、NASAの水星探査機メッセンジャーが水星の地表を撮影した最新の写真が掲載されている。そこには、太陽系の惑星でこれまで確認されたことのない独特な窪地が写って おり、それは水星の表面に最近大きな変化が起きてきていることを告げている。

下記したサイトの記事を読むと、太陽系の惑星の実相はどうやら今までの天文学者が考え、我々が知らされてきたところとは大きく違ってきている ようである。

かねてから拙著やブログの中で書いてきたように、近年、地球に向かって銀河系の中心から生命エネルギーが照射され、その強さは年々強まってきている。その結果、地球は高波動の惑星に生まれ変わるべく、躍動を始め出している。それが、近年の温暖化現象や巨大な自然災害の発生へとつながっているわけである。

しかし、それは惑星地球だけに起きている現象ではない。なぜなら生命エネルギーの照射は太陽系全体に及んでいるからである。中でも最も大きな影響を受けているのは太陽で、今その活動に大きな変化が起きてきていることは、最近の異常な太陽活動を見れば納得が出来ることである。

改めて、太陽活動の変化についてはHPで取り上げるつもりであるが、生命エネルギーの照射と太陽活動の変化の両面から、今、地球以外の太陽系の各惑星も大きく影響を受けており、気温の変化やポールシフトの発生など劇的な変化が起きてきている。

こうして変化の一部が、今回NASAの水星探査機メッセンジャーによっって確認できたと言うわけである。NASAがつかんでいる情報はこの程度のものではないが、少しづつこうした情報が我々の目に触れるところとなってきており、こうして情報は次第にエスカレートしてくることになるに違いない。
 

 

 
 


(hollows)と呼ばれる地形の部分が青く着色されている。

 


水星に不思議な窪地、多数確認

最新の写真によって、水星の地表には独特な窪地が多数見られることが分かった。これは、太陽系の惑星でこれまで確認されてきたものとは異なっている。

NASAの水星探査機メッセンジャーが、水星の地表のいたるところにある衝突クレーターを高解像度写真に撮影している。クレーターの内部には、浅くて輪郭の不明瞭な、不規則な形のくぼみが多数見られ、穴のあいたチーズを思わせる。

この特徴は「緯度、経度とも広範囲にわたっている」と、研究の共著者でメリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所のデイビッド・ブレウェット氏は言う。

チームが「窪地(hollows)」と呼んでいるこの奇妙な地形は、それぞれの直径が数十メートルから数キロにおよぶ。なお、窪地のある衝突クレーターそのものは、直径数十キロから、それ以上のものもある。窪地はクレーターの壁、底、クレーター内部の丘に密集している場合が多い。窪地の多くは底面がなめらかで平らだ。また、よく反射する物質を含んでいるのも特徴だ。

水星はこれまで、地質学的は“死んだ”惑星であり、過去10億年の間に地表にはわずか変化しか起こっていないと考えられてきた。しかし窪地は「どう見てもできたてだ」とブレウェット氏は言い添える。「これらが今でも活動しているという明確な可能性があると思う」。

◆太陽風が水星のミネラルを拡散?

研究チームはまず、窪地が水星の火山活動の活発だった時期に形成された可能性を検討した。ほかの惑星では、火山活動によってカルデラや火道などと呼ばれる、輪郭の不明瞭なくぼみが形成されることがあるからだ。

しかし研究チームは、水星の窪地が、これまで知られている火山活動によるくぼみに比べてずっと小さいことに気付いた。しかも窪地は、水星において火山活動の影響を受けたとは考えにくい場所に出現している。

それに、窪地は明らかにできたてのように見える。というのも、いったん形成された後は、衝突による変形を受けていないのだ。

 
◆水星は“燃え尽きた消し炭”ではない

しかし専門家らはいまだ、水星の岩石の構成要素を特定できていない。メッセンジャーのミッションの目的の1つは、水星地表の組成をマッピングすることだ。例えば、同じく今週発表された別の論文は、メッセンジャーのX線分光計を使用して、水星の地表には太陽系の他の岩石惑星に比べて、硫黄がはるかに多く含まれていることを確認している。

まだ多くの謎が残っているものの、これら水星の新しい写真によって、この小さな惑星に関して長らく信じられていた定説が覆された。

「これまでの考え方だと、ああ水星ね、燃え尽きた消し炭だよ、あんまり面白くないね、という感じだった」とブレウェット氏は言う。ところが今や、「誰もかつて予想だにしなかった事実が出てきて、呆然とするばかりだ

 

 

 

 

 

 

 

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