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女子ワールドカップ(W杯)における「なでしこジャパン」の活躍で、久しぶりに溜飲の下がる気持ちを味わせていただいた。なんといっても相手が世界屈指の強豪米国であっただけに、喜びは一塩である。30戦戦って初めての勝利が、ワールドカップでの決勝戦というのだからなんとも言えない。
延長戦で、澤穂希選手が決めたゴールは凄かった。私のような素人の目から見るとまさに奇跡的なシュートであった。そのあと、PK戦では米国が4本中3本を外したのに対し、日本は4本中3本に成功して勝利を手にしたわけであるが、PK戦の始まる前の日本チームの中に笑いがあった一方、アメリカ選手の顔には焦りが表れていた。それを見た瞬間、ひょっとしたら勝てるのではないかと思ったが、まさにそんな予感が的中するところとなった。
米国のGKホープ・ソロ選手は、同国代表チームのウェブサイトで「何か大きな力が日本を味方していたと感じた」と語っているが、日本選手の上には、目に見えない力が働いていたことは確かのようである。もしかすると、たくさんの龍神たちが上空を飛んで 応援してくれていたのかもしれない。
私には、まるでレムリアの同胞が住むドイツの地で、「なでしこ・レムリアチーム」がアトランティスに勝利したように感じられてならなかった。それにしても、身長では遙かに劣る日本が強豪アメリカを破ったのだから、たいしたものである。欧米人何するものぞの気迫とあの粘り強さには、ただただ脱帽である。 興行的に恵まれない女子サッカーの環境の日本で、地道に実力をつけて勝ち取った勝利だけになおさらである。
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[フランクフルト 17日 ロイター] サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の決勝で敗れた米国は、PK戦の末に初優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」を祝福した。
日本は準々決勝で前回王者の地元ドイツを下すと、続く準決勝では強豪スウェーデンを撃破。決勝では全選手が身長で勝る米国に2回リードされたが、驚異的な粘りを発揮し、最終的にPK戦を3─1で制した。
米国のGKホープ・ソロは同国代表チームのウェブサイトで「わたしたちは偉大なチームに敗れた」とコメント。また、「何か大きな力が日本を味方していたと感じた」とし、「勝ちたかったけれど、他のチームが優勝するなら日本が良かった」と述べた。
また、FWアビー・ワンバックは「日本はいいプレーをしたし、最後まであきらめなかった。敗戦の悔しさはしばらく残るけれど、日本におめでとうと言いたい。日本国民は彼女たちを誇りに思うだろう」と祝福の言葉を述べた。