ロシア情勢 A

ホーム
上へ
世界が恐れるデフォルトの脅威
奇っ怪な逮捕劇
米国・今度は巨大砂嵐
後悔先に立たず!
米国・失業率3ヶ月連続上昇
アセンションに導くアンデス音楽
ペルーの異常気象
なでしこジャパン快挙
熱波・夏の雪・秋風
伝説のスピーチ
中国高速鉄道事故の背景
中国共産党政権の実体
世界に広まる借金地獄
乱高下の米国株式
ソマリアの大飢饉
覇権国家の凋落
「霊性の目覚め」講演会
京都の送り火トラブル
ひた隠す汚染の実体・中国
経済減速化がもたらす不気味な兆候
ローマ法王スペイン訪問
天からの警告
中国にミステリー・サークル出現
米国・出揃った自然災害
台風12号
竜の歌
1000万カウント達成
ユーロ圏の経済危機
一先ず安心ギリシャ危機、されど。
警戒心を呼び始めた中国の投資
洪水ラッシュのアジア
中国報道規制の波紋
世界経済崩壊の本質とその行方 @
世界経済崩壊の本質とその行方 A
世界経済崩壊の本質とその行方 B
水星に不思議な窪地発見
進む北極海の解氷
北極海の異変
拡大する「反ウォール街」デモ
驚異の写真
広がるアジア各国の大洪水
マヤカレンダーの発売について
久保画伯画アトリエ訪問
米国南部にオーロラ発生
EU財務危機一先ず回避
米国東部の雪とデモ
ギリシャ国民投票へ
日和見主義の日本人
イルカ・ハヴェルカ氏来訪
南欧の洪水と財政危機
拡大する欧州危機
自治体の破綻が進む米国
ブータン国王ご夫妻の来日
冷漠社会と化したした中国
ペルーで話題のミイラ
写真集出版のお知らせ
欧州情勢 @
欧州情勢 A
中国漁船の横暴
ロシア情勢 @
ロシア情勢 A
フィリピンの台風被害

どう動く怪僧プーチン首相

 


 
 


テレビ集会に参加したプーチン首相

 


ロシア各地では、今月24日にも大規模なデモが計画されており、ツイッターでは既に40,000人近い人間から実名で参加の意思表示がなされているというから、 かなり大規模な抗議活動が行われることになりそうである。

それを前にして、15日には、10の都市を結んだテレビ討論会が行われ、プーチン首相が4時間に渡って会場の参加者や各集会場の人々の質問に 精力的に答えていた。しかし、プーチン首相の発言は、国民から指摘されている汚職や不正選挙は認めず、従来の主張の繰り返しであったことから、反体制派の納得は得られなかったよう である。

それでも今の時点では、来年3月4日の大統領選挙において、第1回目の投票で過半数を得ることは出来なくても、大統領復帰は間違いないだろうと思われている。 ただエジプトやシリアにおける「アラブの春」を見れば分かるように、ブログやツイッターによる民衆の動きは予測しがたいだけに、向こう3ヶ月の間に事態がどうなるかは予断を許さない。

問題は、ウラジミール・プーチンという人物がただの人物ではなさそうであるという点である。確かなことは分からないが、噂では彼は政界に登場 した時から、ロシア帝政時代に登場した「怪僧ラスプーチン」の孫だとか、怪僧の生まれ変わりだという噂が流れていた。怪僧プーチンなる人物は、グリゴリー・ラスプーチンと呼ばれ帝政ロシア最後の皇帝に使 えた自称祈祷師である。

彼は大変な超能力を持った人物として知られ、奇っ怪なエピソード持つ人物であるが、皇太子の血友病の治療に関わったことから皇后の信頼を得て皇室に迎えられ、様々な逸話を残したあと、最後は廷臣やロシア国民の憎悪を一身に背負 って暗殺されている。しかし、あるパーティーの席で青酸カリを飲まされたが死なず、さらに2発の拳銃を撃ち込まれても抵抗し、最後は絨毯で簀巻き (すまき)にされて凍りついたネヴァ川放り込まれて息を引き取ったとされている。

死の前にニコライ2世に謁見したラスプーチンは、以下の様な予言をしている。

私は殺されます。その暇乞い(いとまごい)に参りました。私を殺す者が農民であれば、ロシアは安泰でしょう。もし私を殺す者の中に陛下のご一族がおられれば、陛下とご家族は悲惨な最期を遂げる事となりましょう。そしてロシアは長きにわたって多くの血が流されるでしよう。

その後、ロマノフ王朝の歴史が彼の預言通り革命によって崩壊し、さらには内戦やボリシェヴィキ政権による恐怖支配で多くの死者を出すことにな ったことは、歴史が示している通りである。

それだけに、もしも首相プーチンが本当に怪僧プーチンの生まれ変わりだとしたら、尋常なことで政権から引き下がったり、政治方針を変えたりすることは考えにくい。あらゆる策を弄して、政権を維持し再生の目的を達成しようとするに違いない。

問題は彼の目指す目的である。それが聖なるものであるか邪悪なものであるかは分からないが、彼がソ連時代に長い間、秘密諜報機関KGB に所属し、諜報活動に従事してきた人物であることを考えれば、少なくとも、国民の幸せを願った真に民主的な政治が行われることは考えにくい。

今までは大型バイクに乗ったり飛行機を操縦したりと、大衆受けする行動で国民の味方であることをアッピールしてきたが、もしも、次回の選挙で大統領に復帰し向こう12年間の権力を手にした時には本性を現し、怪僧プーチンとしての姿を見せ始める ことになるかもしれない。

一方、現在地球はアセンションへ向かって大きく変化を始め出しているだけに、精神世界に目覚めた人々の集合エネルギーによってプーチンの目論見が挫折することに なる可能性も大きい。いずれにしろ、我々の目に見えない世界で、正邪の最後の戦いが繰り広げられている今、ロシアとプーチン首相の 動きはこれから先もしっかり見ておく必要がありそうだ。

 

 
 


信者の女性たちに囲まれたラスプーチン(1914年)

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

戻る 上へ 進む