米国・大統領選討論会の裏話


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公正な討論会だったのだろうか?

 
 

 
 


ヒラリーの背中に隠されていたのはなんだったのか?
美を競う女性がこんな異物を身につけているのはおかしい。

 
 

先月26日に行われた米国の大統領選のテレビ討論会。 討論会が終了するやいなやCNNなど米国の一部メディアは「ヒラリー氏論戦に勝利 」と報道、我が国の報道もそれにほぼ準じた物となっていた。 しかし、その後のイギリスやドイツなど海外ニュースを見ると、必ずしもそうした見方だけではなかったようだ。  ニューヨークタイムズ社のように論争の前から、クリントン氏支持を表明している米国のマスコミだけに、公平な判断に基づく記事は期待できないことは確かだ。

気になったのは、討論会の後、You  Tube  などで、クリントン氏に対して以下のような、批判の声が上がっていた点である。

@ ヒラリー氏は通信機器を利用して「カンニングスピーチ」をしていた。
A 司会者がクリントン寄りで公平でなかった。
B トランプ氏の使用したマイクに不具合があった。

@の「カンニングスピーチ」については、上の写真を見てもらえれば、彼女の背中に何らかの通信機器らしきものが隠されていたこと が分かる。 また、耳の中には、外からはほとんど見えないがイヤーホンが入れられていたという情報もある。 実はクリントン候補が公開討論でこうしたスパイ・イヤホンを使って“カンニング” をするだろうとする予告が、公開討論の1カ月ほど前にYouTube に掲載されていたようである。

もしもこれが事実だとすれば、クリントン氏が背中に隠し持った通信機器類は、瞬時に外部からの指示や情報の供給を受けるための機器で、数人のメンバーがトランプ候補が話している間に、反論の根拠、データ、事実を大急ぎでかき集め、クリントン候補のワイヤレス ・トランシーバーに送信していたことになる。 となると、彼女は為してはならないカンニングという不正行為をしていたことになってくる。

 
 

 
 


耳の中には、隠しイヤホンが入っていたのだろうか。 
写真に写っているイヤリングがその役目を果たしていたのかもしれない。

 

 

Aの司会者の問題については、討論会の後、司会者はクリントン氏のために便宜を図っていたのではないかと言う批判が上がっている。 その 批判の一つは、両候補に対する質問などについて、クリントン氏には厳しい質問が為されなかったという点である。

 もう一点は、トランプ氏の発言の最中に司会者が発言を遮(さえぎ)る場面が6回にわたって見られたが、クリントン氏の話を遮ることは一度もなかった点である。  確かに今回の討論会ではトランプ氏に度を超した発言や決められた時間を大幅に超えた発言は少なかっただけに、6回にわたる遮りは少々変であったことは確かだ。

実はその点について、クリントン陣営と司会者との間に、秘密裏に打ち合わせが行われていたのではないかと いう噂が、一部の人達の間に広がっている。 それは、「クリントン氏が顔の一部を掻いたり触ったりしたら、トランプの発言をできるだけ早く中断して、クリントン氏の方に話を振ってもらう」というものである。

確かにビデオを見た人の話を聞くと、トランプ氏の発言の最中に、クリントン氏が6回にわたってご自身の顔の一部を掻いたり触ったりし ており、その都度、トランプ氏の発言が遮られていた というから、クリントン陣営と司会者との間の密約説はまんざらのデタラメ話ではなさそうである。 

 
 

 
 


クリントン氏はトランプの発言の最中、6回にわたって鼻の横に手をやっていた。
その都度、司会者はトランプ氏の発言を遮ってクリントン氏に
発言させている。 確かに偶然の一致にしては回数が多過ぎたようだ。

 
 

Bのトランプ氏のマイクに不具合があった点については、討論会後トランプ氏自身が「陰謀だとは思いたくないが、私のマイクの音はクリントン氏のそれより小さく、音も割れていた」と、マイクの不具合を指摘していたが、クリントン氏は 支持者に向かって「彼は不満を言っているわ」と、あざけり笑ったいたようである。

しかし、後日、東京新聞が「テレビ討論会を主催した委員会が30日、トランプ氏が使ったマイクに問題があり、会場での音声に影響があったと発表した 」と報じていたところを見ると、この不具合が単なる偶然なのか、意図的に仕組まれたものなのかはわからないが、トランプ氏が指摘したマイクの不具合が 事実であったことは確かなようだ。

以上の3点については遠く離れた海外のこと、その真偽のほどは分からないが、8000万人が視聴したと言われている討論会に、もしも、カンニング的行為や不正 行為が行われていたとしたら、世界に冠たる覇権国家アメリカの恥である。 

いずれにしろ、あと2回の討論会の後、11月8日には選挙が行われ次期大統領が決まることになるわけだが、米国国民は、今回ほど批判合戦に 終始した後味の悪い大統領選挙はなかったことを、実感することにな るに違いない。 どうやら、そんな大統領選挙にも 、私がかねてから言ってきた覇権国家アメリカの「衰退の兆し」が見え隠れしているようだ。
 

 




 

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