9月8日付けの記事「ペルー学校建設の報告
@」で、カンリパンパ村の小学校の開校式についてはお知らせしたが、今回は第二番目の村、標高4500メートルのワフワ村(HUAJHUA)の学校施設の完成の報告である。 今回建てられたのは幼稚園と小学校、それに5人の先生たちの宿舎である。 またサッカーも出来る運動場に鉄棒やブランコの設備も併設された。
当初9月末の完成を予定していたが、既存の幼稚園の補修工事や運動場の整備に時間がかかり、1ヶ月ほど遅れてしまったが数日前に無事完成し、先週の日曜日に村の人々総出で完成祝いが行われた。 これで先生たちも月曜日から金曜日まで宿舎でゆっくりくつろげることが出来ようになった。 なにしろ自宅から5時間かかるため、宿舎が完備されなければ大変だ。
もとからあったグランドは狭くて傾斜地。 これではまともにサッカーは出来ない。 出来上がったグランドの写真を見ると、広々としており平らに修復されている。 父兄たちが総出で頑張った結果である。 これで子供たちも、のびのびサッカーに興じることが出来ることだろう。
今回の工事もセサル氏のおいごさん達が協力してくれたお陰で、無事完成することが出来た。 ありがたいことである。 あと残された3つ目のパンパワタ村の幼稚園は
、10月末完成を目指して建設が進められているが、天候不順などもあり、完成は11月に延びそうである。 完成したら改めてご報告させて頂く。
今回のワフワ村は標高が4500メートル。 富士山より遙かに高い山岳地だけに、その周囲の景色は圧巻である。 セサル氏の甥が素晴らしい写真を撮って送って下さったので、一緒に添付させて頂いた。 その絶景はHPの読者でなければ絶対に見られない写真である。
ようやく念願の幼稚園と学校に通うことが叶い、きれいな教室で学び、サッカーに興じ、鉄棒やブランコで遊ぶ子供たちの嬉しそうな顔が目に浮かんでくる。 村人や子供たちからご支援頂いた皆様に、くれぐれもよろしくとのメーッセージを頂いたのでご報告させて頂く。
ご支援頂いた皆様には私からも御礼申し上げるが、皆様には片道10時間の距離を何度も足を運び、側面から支援して頂いたセサルの甥御さんたちに、感謝の気持ちを送って頂けたらと思っている。 次回のセサル氏の点描画展に甥御さんの絵も展示される予定なので、ご来館の際には是非ご覧頂きたい。