今度はイルカの双頭児


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海が異常を告げている

 
 

 
 


トルコの沿岸に打ち上げられたイルカの結合双生児(双頭児)
 

 
 

今年の初め1月12日付けのHPで、メキシコ北西部、バハカリフォルニア半島の太平洋に面した潟で、胴体が結合したシャム双生児の2頭のココクジラの子どもが打ち上げられて死んでいるのが見つかったことをお伝えした。読者も覚えておられることだろう。

今回はクジラに代わってイルカの 結合双生児発見のニュースである。8月11日、トルコの沿岸で発見されたイルカの死体はココクジラと同様、双子が1つの体を共有し、頭が2つある状態であった。このタイプの双子は泳いだり呼吸するために浮上することが難し く 長くは生きられないいことから生後間もなく沿岸に打ち上げられたものと思われる。

結合双生児は、野鳥、爬虫類、両生類、魚類、そして家畜や実験動物ではまま見られるが、野生哺乳類では極めて珍しく、1671年から2006年までの 35年間に、たった 19例しか知られていない。中でもクジラやイルカといった高等生物に、二重体という奇形が発生して来ていることは、さらに珍しいことであり、 わずか8ヶ月の内に、クジラとイルカの2体のの結合双生児が発見されたことは、決して見過ごすことの出来ない重大事である。

二重体となった原因は明らかにされていないが、南北アメリカ大陸の海岸で発見されているゴンドウクジラやウミガメの大量死と同様、海中に何か大きな異変が起きているためか、 長年にわたる毒物の拡散や軍事目的の電磁波、海底油田からの石油漏れなどの可能性が高そうである。なにしろクジラやイルカは湖や湾岸に 棲む動物ではなく、広大な太平洋や大西洋に生息する動物だけに、異変の度合いがが巨大なものであることは間違いない。

     
 

 
 


イルカは人間と心を通じあえる中だけに、双頭のイルカの姿はなんとも痛ましい限りである

 
 

イルカ双頭児の記事は早めに書くつもりでいたのだが、忙しさに紛れて先延ばしになっていた。先日、岐阜から徳乃蔵に来られた女性からこのニュースを聞かされ て思い出し、記すことにした。不思議なことにその直後、来館されたある男性から、海についての奇妙な話をお聞きすることとなった。

彼は湘南地方に住んでおり、子供の頃から海が大好きで潜ったりサーフィンをすることを、長年楽しみにしてきたようだ。そして、疲れたり傷ついた心を癒すには、海に潜るのが一番だと考えており、友人にもそのように話して 来ていた。

ところがここ2年ほど前から、急に海に潜ることが出来なくなったばかりか、海岸に出ることさえ強く抵抗を感じるようになってしまったという。逆に山が好きになり、こうして八ヶ岳山麓に時々来るようになったのです、と語っていた。

彼は精神性が高く、エネルギーや波動を強く受けやすいタイプであった。それを前提に考えると、どうやら彼は微妙な海水の汚染や波動の変化を強く感じ取ってしまって、海に入ることが出来なくなってしまったのではないかと思われる。

かって人間の魂が宿っていたクジラやイルカは、ウミガメなどの高等生物と同様、いち早くそうした海水異常の影響を強く受けて、大量死や奇形児の出現に至っているのではないだろうか。私にはクジラとイルカの 結合双生児の出現の裏には、そうした要因が隠されていて、敏感な彼はそれを感じ取っているのではないかと、思えて仕方がなかった。

いずれにしろ、今、海が我々人類に異常事態の到来を告げていることは確かである。上下の2枚の写真をしっかり見て頂ければ、それを感じない人はいないはずだ。

 
 

 
 


今年1月にメキシコ北西部沿岸に打ち上げられた双頭のクジラ

 
 

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