米国で呼吸器障害ウイルスが流行
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呼吸器障害ウイルスで入院中の少年。無事退院したあと、
胸が苦しく死ぬような思いだったと語っている。(ABCニュース)
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西アフリカのエボラ出血熱の感染拡大に世界が脅威を感じている中、その度合いは桁違いに小さいとは言え、約70年ぶりのデング熱の感染拡大が続き、すでに80人以上が感染している日本。一方、米国でも呼吸器障害ウイルスが流行し、既に11の州で子供を中心に1000人以上が感染して入院をする事態が発生している。
症状は普通の風邪に似ているが、急速に悪化して頭痛がひどくなり、胸も苦しくなって緊急入院し死亡するケースもあるようである、今回のケースは件数が異常に多い点と、急速に重症化するという点でかってない異常な状況にあるようだ。今回の呼吸器障害ウイルスは咳やくしゃみで簡単に感染するため、特に新学期が始まっている子供たちの感染拡大が心配されている。
米国の洪水
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カリフォルニア州の洪水 (ABCニュース)
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アリゾナ州・フェニックスの市街
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広島で豪雨による土石流で80人近い死者を出す災害が発生したのと同じ頃、米国南西部のアリゾナ州やカリフォルニア州で、豪雨による洪水が発生したことは、8月21日付きの記事「日本と米国、共に豪雨に襲われる」でお知らせした通りである。
そのアリゾナ州とカリフォルニア州で、昨日、再び前回を上回る記録的な豪雨により大洪水が発生し、アリゾナ州では緊急事態宣言が発動される事態となっている。アリゾナ州といえば米国の砂漠地帯として知られている州である。その州の州都フェニックスが立て続けに記録的な洪水に見舞われるといことは、あまりに異常である。
先日、徳乃蔵に来館されたカリフォルニア州・ロスアンジェルスにお住まいの方が、カリフォルニアやアリゾナなど西部一帯で発生している、干ばつや山火事などの異常な状況について話して下さった。あまりの水不足のため、庭の芝に蒔く噴水時間を州令で制限する措置がとられており、場所によっては芝が枯れてしまうため、人工芝に代えている家も多く出ているとのことであった。
そんなエリアに局地的な集中豪雨である。家が水に浸かっては芝の生育を心配するどころではない。ヨセミテ国立公園近くで燃え広がる山火事の情景と、水が溢れた街中でぷかぷかと車が浮かぶ様子を見ていると、少々頭が混乱してくる。
インドとパキスタンの洪水
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町の80%が水に浸かったインド北部地方の洪水(インド
N DTV )
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一方、インド北部とパキスタンでも先週から続いた大雨で大規模な洪水が発生し、過去60年で最大の被害となっている。各地で道路は寸断され、通信が途絶して食べることもままならぬ状態が続いており、死者の数は既に400人に達しており、さらに拡大しそうである。
ニュージーランド北島のオークランド空港に降り立った私に、ワイタハ族のポロハウ長老がウォータークロックの到来を告げたのは、2011年1月11日のことであった。その後、水による災害は世界中で多発し巨大化し続けている。米国、欧州、南米、中国、東南アジア、世界各地で発生している被害の状況はみな、かってない記録的な規模ばかりである。
読者におかれては、今世界が置かれている状況をしっかり把握して、心身ともにしっかりした心構えをしておくことだ。ウォータークロックの到来を告げられたのは、『世界に散った龍蛇族よ!』を読む機会を与えられた日本人だけである。その点を忘れないでおいて欲しい。
天からそうしたチャンスを与えられていながら、災害が起きるたびに「こんなことになるなんて!」などと慌てふためいているようでは、あまりに情けない。まさかHPの読者の方で、まだ読まれていない方はいないと思うが、既に読まれた方も今一度熟読して、ウォータークロックの到来の真の意味とその先に待ち構えている世界の姿を、しっかり頭に入れておいて欲しいものだ。
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