マレーシア航空機事故で80人が犠牲に
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ドネツク州の墜落現場には多くの子供の遺体と共に、機内で使っていたと
思われるノートやトランプが散乱している。 (英国デイリーメール)
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マレーシア航空機撃墜事故やガザ地区の悲惨な紛争状況を見せられるたびに心が震える。ウクライナ東部の十数キロに散乱した機体と遺体、遺品。収容された一部の遺体は
数日間、列車に積まれたままであったが、ここに来てようやくハリコフに運ばれた後、身元確認を経て家路につくことになったようだ。また、遺族にとって大切な遺品は親ロシア兵士
たちによって勝手に処分されており、遺族の気持ちはいかばかりかと、胸が痛む。
どうやら、これまでに明らかにされた情報から推測する限り、航空機は親ロシア派に手渡されたロシア製の地対空ミサイル・ブークによって迎撃されたようであるが、
断定するまでには到っていない。1万メートル上空で機外に振り落とされた遺体もあれば、機体と共に地上近くまで落下したものもあ
り、身元確認がどこまで可能か疑問符がつく。それよりも、298人の魂が今いずこにあるのか? そちらの方が気がかりだ。
なにより痛ましいのは、犠牲者の内80人が子供たちであったという点だ。夏休みを国外で楽しもうとした子供たちが多数犠牲になったようで、ウクライナテレビは、子供たちと見られる遺体やガイドブック、トランプなどが燃えくすぶっている、なんとも痛ましい映像を映している。
3・11の震災後に、犠牲となった子供たちが自転車に乗って遊んでいる姿が霊視されているように、自分の死を自覚できない子供たちもいるのではなかろうか。
今、我々に出来ることは、こうした子供たちの霊が無事「光の世界」へ旅立つことが出来るように、祈ることだけだ。
夜寝る前に時間を作って祈ってあげようではないか。
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道路脇に並べられた遺体の中にも多くの子供たちが含まれていることだろう (米国ABC
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地上戦激化で子供の犠牲者急増
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いたいけな幼児を失った父親の気持ちはいかばかりだろう。こうした悲しみの
心は怒りとなり、憎しみとなって世界に散っていく(英国デイリーメールより)
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一方、ガザ地区での地上戦もまた悲惨だ。市街では事務所だけでなく、住宅ビルや病院や学校までが砲弾の対象となっており、これまでに子供を含めた一般市民
の死者は600人に達しようとしている。学校や病院の地下に、国境に通じるトンネルが掘られていることや、武器の保管所が設けられていることを、イラエル側は砲撃の根拠にしている。
イスラエルとしては、諜報機関モサドがつかんだ情報をもとにしているのだろうが、100%確かなものとは言えない。それゆえ、見当をつけた場所を手当たり次第破壊してみるしかない。しかし、不確実な情報をもとに攻撃されては、ガザの住民はたまったものではない。なにしろ病院には逃げるに逃げられない患者がおり、学校にはたくさんの子供たちがいるのだから。
気になるのは、ガザの紛争でも子供や乳児の犠牲者が極めて多いことである。もともと子供の誘拐殺人がきっかけとなって激化した紛争であるが、既に
子供や幼児700人近くが負傷し、80人を超す死者が出ている。住宅街や校舎が砲撃されたら子供の犠牲者が多く出るのは当たり前で
、その数は兵士の死者を上回っているというから、なんとも痛ましい限りである。
600人を超して来ているガザ地区の死者も突然の砲撃によるものという点では、マレーシア航空機事故による死者と変わりはない。いずれも予知しない突然死であっただけに、未だに自分の死を自覚できず、多くの魂が事故現場付近をさ迷っているのではないだろうか。その中に多くのいたいけな子供たちが含まれていることを考えると、迎えに来ている精霊たちもさぞかし嘆き悲しんでおられる
ことだろう。
残された遺族と死者の発する強い憎しみと恨みの気持ちは、更なる事故や紛争を引き起こす負のエネルギー源となる。これから先、こうした憎しみや恨みのエネルギーは事故や紛争現場だけにとどまらず、
世界に散って、大国・アメリカやロシア、中国へと向かっていくことになるはずだ。なぜなら事故や紛争の真の元凶はそうした国々にあるからである。
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(いずれも英国デイリーメールより)
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