軍隊化している米国の警察、
その裏にあるものは!
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警察が黒人少年を射殺したことで発生した抗議運動は暴動化に向かっており、
その裏には、米国が抱えた近未来のおぞましい世界が見え隠れしている。 |
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アメリカ・ミズーリ州のファーガソンの警察が黒人少年を射殺したことで発生した暴動
は、すでに10日間が経過しようとしてというのに一向に収まる気配がなく、州知事によって発令された非常事態宣言は1日で解除されたようだが、その後も暴動が収まる気配は見えていない。
今回の暴動におけるデモ隊と治安警察の衝突の映像を見ていて驚いたのは、治安に当たったミズリー州警察の装備の凄さであった。それはどう見ても戦場に赴く「軍隊」の装備そのものであったからである。特殊部隊ではなく普通の警察であるはずなのに、殺傷能力の高いライフル銃を持ち、その後を、戦闘用狙撃銃を装備した装甲車が警護する。
あまりの違和感を感じたのは私だけではなかったようで、AFPニュースは「アサルトライフルを持つ警官、米警察の過剰な軍事化」と題する次のような記事を伝えている。
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ガスマスクをつけ、戦闘用狙撃銃を備えた装甲車に守られた
州警察。その情景はまるでイラクでの戦闘場面と変わらない |
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【8月16日 AFP】殺傷能力の高いアサルトライフル、装甲車の上から警備にあたる迷彩服の警察官ー。米中西部ミズーリ州セントルイス郡ファーガソンで起きた騒乱は、必要以上に軍事化しつつある米国の警察機関の問題を浮き彫りにした。
丸腰の黒人青年マイケル・ブラウンさん(18才)が郡の警察官に射殺されたのは今月9日。警察に抗議するデモが爆発的に広がり、事態は悪化の一途をたどった。今回、国民の多くを不安にさせているのは警察の過剰反応だ。
ファーガソンの暴動では、これまでも使われてきた催涙ガスが使われただけでなく、警察は防弾チョッキを着用し、M4カービンとスタングレネード(殺傷力のない手投げ弾)を手にした部隊を配置した。ある写真は、戦闘服を着た警察官が、装甲車の上に座ってスナイパーライフル(狙撃銃)に指をかけている様子を写している。この写真はインターネット上で爆発的に広まった。
13日には、抗議デモを報道していた複数のジャーナリストが拘束され、欧州安保協力機構が報道関係者に対する「威嚇」だとして強く非難。バラク・オバマ大統領も14日、「警察に対する暴力は許されないが、治安当局による過剰な実力行使も正当化されない」と発言し、事態の沈静化を図った。
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その姿は警察官と軍隊との区別がつかないほどだ
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戦闘用狙撃銃を構えた兵士の写真は米国国民に衝撃を与えたようだ。
その戦闘姿は、同じ国民に向けられたものとは思えなかったからである。
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間もなく、猟師同士の「狩り合い合戦」が始まる
今回、この記事を書きながら思い出したのは、数年前、米国で数十万人が収容できる巨大な収監施設と何万個の棺(ひつぎ)の写真がネット上に掲載され話題になったことである。なにゆえこれほどまでの施設と棺が必要なのだろうかと思われた米国人もおられたこと
であろうが、その真の意味は政府首脳の一部と「闇の世界」につながる輩しか知らないことである。
彼らはやがて遠からずの内に、貧富の差や人種差別に憤りを持った国民によって暴動が発生し、国家的内乱状態に突入することは避けて通れないこと知っているのである。そのような動乱が発生した時には、通常の装備では治安に当たれないことを彼らは熟知しており、その結果、数万人、数十万人の死者の出ることを想定しているのだ。
「高い地位の猟師と低い地位の猟師との間に狩り合いが始まるだろう」という「ホピの預言」はそのことを伝えているのである。
社会動乱だけでなく、巨大な自然災害の発生によっても、生き延びるのが困難な状況に追い込まれることも、彼らは熟知している。地下に贅を尽くした巨大な避難施設を建造し、
一部の人間がいつでも移住できる状態になっているのは、その時が間もなくやって来ることを知っているからである。限られた一部の人間は火星に作られた避難施設に移り住むことになり、残された他の輩たちはこうした地下生活で地球規模の自然災害を生き延びようとしているのだ。
これから到来する大激動の時代は、時代と言ってもわずかな期間だが、それは社会動乱と自然災害による、生き延びるか死ぬかの二手に分かれる戦いとなり、正義も善悪も通用しない呪われた戦いとなるのだ。
しかし、高い地位の猟師である彼らがどのような策を講じようが、その全ては無に帰すことになる。そのようなことは天が許さないからである。
米国東海岸に建造されたオリオン系宇宙人との共同研究施設が、龍蛇族系宇宙人によって破壊されたのがその一例である。
今回のファガーソンの暴動がこのまま沈静化するかどうかは定かでないが、この暴動劇によって米国の命運を握っている一部の勢力が、これから先の米国の近未来をどう考えているかを垣間見る機会を与えたことは確かである。
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