8月も早12日、時の流れの速さが加速される中、世界は今、混乱の極みに向かって進んでいる。異常気象のオンパレードが続く米国、ロシアの輸入制裁によってユーロ危機が再発しようとしている欧州、宗教と宗派間の対立で死者と難民が増え続けている中東、
ますます戦闘が激化するウクライナ、エボラ出血熱の感染が危機的状況を呈し始めてきた西アフリカ ・・・・・ 。
一方でこのところ、なぜか航空機事故が多発している。3月8日に南シナ海上空で消息を絶ったまま未だにその行方がつかめないマレーシア航空370便(死者227人)、7月18日ウクライナ上空で撃墜され死者の収容がまだ終わっていないマレーシア航空
MH17便(死者295人)、7月23日台湾から飛び立ち離島・澎湖島で墜落したトランスアジア航空のプロペラ機(死者48人)。
そんな中、8月10日イランの首都テヘランのメヘラバード国際空港で、乗員乗客48人を乗せタバスに向かおうとしていたセパハン航空の国内線旅客機が離陸直後に墜落し、少なくとも39人が死亡、9人が負傷する事故が発生。
それぞれの事故でその墜落原因は異なるものの、わずか4ヶ月の内に乗客の80〜100%に死者が出るという大型の航空機事故が4件も発生するというのは、どう見ても異常である。
死亡者数で見るなら、今年、世界中で発生している洪水やハリケーンなどの自然災害による死者の総数と肩を並べそうである。
どうやら異変が起きているのは、気象や政局、経済、伝染病などだけでないようで、航空機事故もまた大量死の
一つの要因となり出した感がする。その背景には、これまでの定説が通用しない自然現象や人心の乱れだけでなく、おぞましい「闇の世界」の動きも隠されているようだ。