米国西部、ニューメキシコ州の警察署のフェンスで封鎖された敷地内を人間の形をしたように見える半透明な存在が歩く姿が、自動カメラに捉えられ、幽霊ではないかと話題になっている。この影はさらに金網状のフェンスをなんなく通り抜け、外に出ている。
この心霊現象に気がついたのは、20日の深夜に当直していたカール・ロメロ氏。
彼は「最初は画面に映ったハエか蚊かと思ったが、動く影には足があり、それが人間であることに気づいた」と語っている。そこで彼はこの出来事を上官に報告。外部に知れ渡るところとなったのだ。
今朝のABCニュースが放映したその映像を見ると、およそ10数メートルほどのフェンス内を右側から左側に向かって横切り、そのままなんの抵抗もなく左側のフェンスを通り抜けて外に出て行く姿が映り出されている。
映像は対象物が半透明であるため鮮明ではないが、ビデオに保存した映像をコマ送りで再生してみると、瞬間、瞬間、足らしき姿が見え、やや足早に歩いて行く姿が見える。当直のカール・ロメロ氏はその姿を、当直室に置かれたブラウン管に映し出される映像で見ているのだから、さらにはっきり見たことだろう。
その存在に足があったと語っていることがその証である。彼は人間であることを確信したからこそ、上官に報告したものと思われる。彼の見た映像が半透明体の人間、つまり「幽霊」であることは、以前から警察署内には幽霊の存在を裏付ける出来事が何度か起きていることからも、確かと思われる。
どうやら、何年も前から警察署内で複数の警察官たちが何回も幽霊を見たり、その音を聞いたりしていたようである。中には会議室で仕事をしている最中に、首筋に息を吹きかけられたりするのを感じている警察官もいたようである。そうしたことから、彼らは、今回撮影された映像に映っている存在は間違いなく人間の幽霊であると確信しているようだ。
今さら、幽霊の存在を改めて論議する時ではないが、ABCニュースがまじめに今回の心霊現象を取り上げ、放映していることに少々驚いたので、掲載させて頂いた次第である。
我が国では、先般HPに記載したように、NHKテレビ「臨死体験」で、死後の世界など存在しないことを強くにおわせるような、馬鹿げた番組を放映している。
「死後の世界」を伝える仏教の信者が多い我が国において、マスコミも学者も心霊現象などはなから馬鹿にしていると言うのに、唯物論者が多いはずの米国で、こうした幽霊の存在を真剣に取り上げているのだから、話は逆さまである。我が国が、戦後いかに唯物論化されてしまったかが分かろうというものである。
いずれにしろ、UFOの目撃報告だけでなく、我々はこれから先、こうした心霊現象にも頻繁に遭遇することになることだろう。地球そのものがアセンションに向かって進化している今、3次元と4次元との境界が次第に薄れ始めているからである。