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45℃を記録したギリシャで最悪の森林火災

         燃える島から住民2000人が脱出

 
 

 
 


この世の終わりを描いた映画のような光景が広がっている。

 
 

スポーツの祭典「オリンピック」がようやく終わり、今朝から世界情勢を伝えるニュースがようやく届くようになった。スポーツ、スクリーン、セックスの3S作戦にコントロールされたNHK テレビは、オリンピック一色と化してその間ニュース番組を中止していたため、世界情勢を見ることが出来ない日々が続いてしまった。

今朝、久しぶりに見た「キャッチ世界のトップニュース」は、世界の気温の上昇が人間の活動によってこれから先20年以内に、産業革命から1.5℃上昇する可能性があるとする国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のニュースを伝えていた。

しかし、私はこの程度の上昇で終わることは無理ではないかと思っている。現に最近の気温上昇ははなはだ異常で、それに「湿度」の上昇が加わった体感温度は相当厳しい状況となって来ている。標高が900m近い八ヶ岳山麓一帯では、これまでは真夏日の続く8月でも夜になると気温は下がり、冷房をつけなければ眠れないなどという日々は少なかった。

しかし、今は多くの家で一時ながら冷房をつけて寝るのが当たり前となっており、昨夜はあけ方まで冷房なしでは寝付かれない状況で、夜中に何度も起きて、切れた冷房をつけ直したり、冷たい水を飲むことになった。

学者が伝える気温の上昇値の1℃〜1・5℃は世界全体の平均値的な数字で、場所によっては既に2℃、3℃と「高温化」しているケースが現実化して来ているようである。それに「高湿度化」が加わると、昨夜のように冷房なしでは眠れない夜が多くなってしまうことになるのだ。

 
 

 
 


昨年までの10年間で世界の平均気温は既に1.1℃上昇

 
 

そんな一夜を過ごして今朝見た世界のトップニュースは、ギリシャが先月下旬あたりから40℃を超す熱波に襲われており、地中海のエビア島では最高気温が45℃に達し、 こうした高温で山火事が相次ぐ状況となっていることを伝えていた。

高温による山火事の発生については、既に米国のカリフォルニア州やカナダ南部の状況をお伝えして来ていたが、地中海に面したギリシャでも過去30年間発生したことのない異常高温に見舞われて森林火災が次々と発生して住宅にも燃え移り、住民は大型タンカーで本土に避難。ギリシャ政府は「途方もない大惨事が発生している」と発表している。

我が国の様に気温は上昇していても、森林火災が発生するまでにはまだまだ余裕がある国では、いま米国やカナダ、そしてギリシャで起きている気温上昇による山火事は、他人ごとに思ってしまいがちであるが、世界各地で発生し始めている「気候変動」の激しさを見てみると、どうやら、いつまでも他人事では済まされないようである。

また、山火事などよそ事と思っておられる海沿いの街でも、これまでの50センチの海面上昇が1mに達し、南極の氷床の融解が本格化したら2mに達する可能性があるというから、温暖化は決して他人事では済まされそうになさそうである。

これから先、遠からずして標高900mの我が家でも、8月に入ったら一晩中冷房をつけるのが当たり前のような状況になるかもしれない。

 
 

 
 


空気がカラカラに乾いているため炎は急速に広がり
消火活動は手が付けられない状況となっている。

 

 
 

 
 


我が家の燃えるのを呆然と見つめる住民たち。
 

 
 

 
 


火に囲まれた島から避難する住民。
船上から赤く染まった島の様子を眺める避難民の数は2000人を超えている。
彼らはどんな気持ちで燃え盛る島の様子を眺めているのだろうか。

 

 
 

 
 


人々は、戻ってきた時には島には何も残されていないのではと思っているようである。

 

 

 

 




 

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