日本列島各地でも異常気象が続いているが、八ヶ岳山麓一帯は盆前の12日から今日まで2週間にわたって厚い雲に覆われ、一時青空が垣間見えてもすぐに雲に覆われてしまう日が続いている。梅雨時ならいざ知らず、盆明けのこの時期にかけてこれだけ長い間雲に覆われたり、小雨が降る続けるなどということは前代未聞、私の記憶には全くないことである。
その結果、
畑の草は凄い勢いで伸びており、畑を持っておられる方は草取りが大変である。その一方野菜の茎(くき)だけは異常に伸びているが実が大きくならず、ジャガイモなども小さいままで、近所のおばさんが嘆いておられた。
心配なのは
稲作である。我が家周辺は海抜が高いため稲の受粉の時期が盆明け頃となっているため、十分な受粉が出来たとは言えないようで、このまま日射時間が少ないままだと、収穫量には相当影響が出てしまいそうである。
既に今の時点で収穫予想は平年時を100とすると96となっており、全国的には40万トンの減収が見込まれているようであるが、今後の天候次第では更なる落ち込みもありそうである。
ただ北海道では気温の上昇によって畑も稲作も例年以上の収穫が見込まれているようなので、豊作となって本土の減収分を補ってもらえるといいのだが。