記録的洪水・竜巻
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記録的な自然災害に襲われ続けている米国、春到来で一安心どころではなさそうである。ここ1週間ほど中西部から南部にかけて各地で、竜巻、ヒョウ、暴風雨のニュースが伝えられていたが、1日夜の米国ABCニュースは次第に明らかになってきた被害の凄さを伝えている。
南部を襲ったここ2日間の雨は驚くほどで、ニュースキャスターは「まるで雲が爆発したような豪雨だった!」と表現している。映された映像で驚いたのは、大量の水を含んだ道路とその周囲が水の重さに耐えかねて、駐車中の多くの車と共に陥没していく場面であった。まさに「オーマイゴッド!」である。
どうやら10の州で深刻な洪水被害が発生しているようで、ボートに乗って非難する住民や土砂崩れで埋まった鉄道、裏庭のテニスコートが全て陥没してしまった場面が放映されていた。また、ネブラスカ州からノースカロライナ州にかけて、3日間で65の竜巻が発生、特にアーカンソー州では大きな被害が出ているようである。
ABCニュースは、今回の災害で少なくとも39人が死亡、損害額は10億ドル(1000億円)を超え、復旧には数ヶ月がかかりそうだと伝えている。
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ボルチモアでは地面にしみ込んだ水の重さで道路が陥没
駐車中の車が傾き始めている
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十数秒後、道路は完全に陥没し車は埋没してしまった。
写真には土煙が上がっている姿が映っている |
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一方、カリフォルニアでは「500年に一度」と言われる大干ばつが発生しており、ロスアンジェルスでは5月が始まったばかりだというのに、なんと35度の猛暑日となっている。
その影響でロスアンジェルス近郊でまたまた山火事が発生し、洪水で水に浸かった東南部と対照的な被害に見舞われている。
ここ十数年来の世界各地への派兵で疲れ切った上に、財政疲弊でウクライナ問題も経済的制裁をするだけに留まっているだけの米国。もはや覇権国家として地位が凋落しつつあるのは誰の目にも明らか。シリアの化学兵器問題もロシアに牛耳られ、ウクライナを訪問した副大統領の表明した経済援助額が何十億円単位であることを知ると、栄光に輝いた米国の姿は今いずこの感がしてならない。
そんな状況下にある中、止むことなく続く記録的な自然災害、寒波、猛暑、大雪、洪水、竜巻、ヤ山火事 ・・・・・・・、これから先、そうした自然災害はますますその頻度と規模を増して、米国の疲弊度は想像以上に激しくなってくるものと思われる。経済面はドルの維持と株価の高騰を演出することによって、見せかけの繁栄を保つことが出来るだろうが、自然災害だけは闇の勢力も抗し難いところであろう。龍神様の手の内にあるからである。
これから先、新星地球「アルス」の誕生を前にして、カルマを刈り取るのは個々の人間だけではない。民族も国家も同様である。シリアやイラク、アフガン、ウクライナなどの止むことのない惨状を見れば、民族としてのカルマの刈り取りがいかに悲惨な状況を生み出しているかが分かろうというものである。・・・・・
第2次世界大戦以来、世界各地で撒いてきた国家としてのカルマの凄さを考えれば、中国同様、米国が凄まじい状況に遭遇することは避けられそうもなさそうだ。
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アーカンソー州の竜巻の被害状況。幅800メートル級の大竜巻も観測され
今回の竜巻の被害だけで死者31名、被災者7500万人に達している
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猛暑と干ばつが続くロスアンジェルス郊外では山火事が発生、1100世帯に避難勧告が出されている。
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