2014年の展望については前回の「2013年を振り返る」に記した通り、全ての面で今年以上に厳しい年になることは間違いないものと思われる。
年初そうそう米国を襲っている異常寒波と暴風雪がそれを暗示している。また自然災害だけでなく、政治・経済面、社会面の全てにおいて、我々は厳しい局面を目にし、耳にすることになりそうである。
目にするたびに暗い気持ちになるのが、このところの中国と韓国の日に日に激しさを増す対日批判である。戦後60年余が過ぎたというのに、両国は未だに靖国神社参拝を批判し続け、安倍首相の年始の参拝をまるで鬼の首を
取ったように、騒ぎ立てている。
さらに気になるのは、今回の参拝には米国政府も「失望」を表明しており、小野寺防衛相とヘーゲル米国防長官との電話会談が、米側の申し入れで取りやめとなっている点である。
もしも、先の大戦で我が国やドイツが勝利国となっていたらどうなったか。中国や連合国軍の要人たちの多くは戦争犯罪人にとなって、
それらのA級戦犯の魂を慰めるための参拝は出来なくなってたことだろう。
20万人を超す罪なき民間人を殺し、多くの被爆者を出した米国の原爆投下が非難されずにいるのも、米国が勝利国となったゆえである。
そうした「勝てば官軍、負ければ賊軍」、そんな勝者の論理から
成り立った歴史観から一日も早く脱却して欲しいものである。これから先、もしも世界を巻き込むような大戦が勃発したら、もはやそこには勝者は存在しない。
参戦国のみならず人類がそろって消し難い程の大きなカルマを背負い、この世を去ることになるのだ。
中国と韓国においては、国民の間に大きくなりつつある格差社会や蔓延する贈収賄に対する国民の不平・不満のはけ口を、他国へ向けるような愚かなことは止めるべきだ。
背景には神国・日本に対する秘められた嫉妬心と恐れの気持ちがあるのだろうが、もしも龍蛇族直系の国・日本をこの時期に至って武力で襲うようなことになれば、国家と民族のカルマは巨大なものとなり、次なる
転生へと持ち越されることは必至である。
ロシアにおいても、先日、プーチン政権は奇妙な法案を成立させたそれは、「領土について譲り渡すべきとの発言をインターネットで行った者に対して、罰金と最長5年の禁固刑を課す
」というものである。どうやらプーチン氏率いるロシア政府は、北方4島の日本への返還の意図はまったく持ち合わせしていないようである。
世界に目を向けると、憎しみや争いは国家間だけではなく、民族間、宗教間、宗派間、政党間など全ての面において拡大する一方である。生命エネルギーの照射によって人の心の
「素」が表面化してきているだけに、この流れはこの先ますます勢いを増してくることになるに違いない。
これから先、世界中で争いの連鎖は次々と進み、一歩間違ったら大国間同士の争いへと進み、核兵器の使用もあり得ないことではない。天の神々はそうした流れを危惧しておられるのだ。発生し始めている巨大自然災害の背景には、地球とそこに住む人間が争い事で消滅することのないように
との、神の配慮も働いているのである。
かってペトロ・ホボット氏が私に語ってくれた言葉を思い出す。
ヨーロッパに戦火の兆しが出てきたら、ヨーロッパ各地の火山が噴火を始めることになります。もしもそれがアジアならアジアで、米国であれば米国で
、同じようなことが始まるでしょう。火口から吹き出る噴煙は戦闘機の飛行を不可能にします。海上の戦艦の行き来を止めるためには、
海底で大きな異変が起きるでしょう。
カムチャッカ半島の火山活動は、日本を廻るロシア、韓国、中国の紛争に備えたものかもしれない。
もしも三ヶ国との間に危機的な状態が発生するようなら、自然を動かす力を持った龍神様は黙っていないはずだ。その時こそ「神一厘の仕掛け」の発動である。富士の噴火は狼煙(のろし)となり、日本を取り囲む周辺域ばかりか、それぞれの国の上空は噴煙で覆われ、戦闘機の離発着は不可能となることだろう。
もはやそうなったときには戦争どころか、どうやって生きていくのかで必死となる。