日本海沿岸の海底で異変続発
「未来を告げる海の異変」で、昨年暮れ辺りから今年にかけて、北米や中南米の沿岸で大量の鯨や、イルカ、ウミガメ、などが次々と打ち上げられていることを記した。さらに、「胴体が結合した鯨」で、二重体となったこれまで目されたことのない鯨の子供の死体が打ち上げられたことを記した。また、6日にはニュージーランドの海岸でイルカが40頭打ち上げられたという、新たなニュースも伝えられている。
そんな矢先、今度は我が国で世界に類を見ない海底異変が発生しているようである。それは、日本海沿岸、富山県や新潟県沖で深海に生息する「ダイオウイカ」という巨大なイカが打ち上げられたり、定置網にかかったりしていることから推測されることである。今朝のニュース見ていたら、今度は鳥取市から22キロの沖合で、20日早朝に体長8メールもの巨大ダイオウイカが網に掛かったというのだ。
今朝のニュースを見る限り、日本海岸沿岸で確認されたその数は今年に入って既に4頭目だと記憶している。間違いがあったらお許し頂きたい。なにしろこのところ連日39〜40度の高熱続きで、食事のとれない状態が長く続いている。そのため、今書いている記事そのものも、
あとで息子にチェックしてもらうので大丈夫だとは思うが、どの程度正確に書けているのかかなり不安である。
そんな状況の下で頑張ってこの記事を書いているのは、先の二つの記事と同様、今世界各地の海底でただならぬ異変が起きていることを強く感じたために、1日も早くお知らせしておきたかったからである。
ダイオウイカと聞いても多くの読者はあまりぴんと来ないのではないかと思われるので、調べられた範囲でその特性を簡単に記しておくと、それは深海に棲む最大級のイカの仲間で、最も大きなものは16メートル前後あるようである。彼らは直径30センチを超す巨大な目を持っているため、ごくわずかな光を捉え、深海の暗闇においても視力を発揮することが出来るようである。
ということは、彼らが強い光の当たる海面近くまで浮上してくることなどあり得ないことである。だからその泳ぐ姿を目撃したことはこれまでになく、先日「NHKスペシャル」で放映された深海で泳ぐその姿が世界で最初のものであった。
それはともかく、問題はこの深海に住むダイオウイカが昨年あたりから新潟県から鳥取に至る日本海沿岸の広いエリアで網に架かったり、海岸に打ち上げられたりし始めて来ていることである。それも、昨年はわずかな数であったが、今年に入ってからは、4日の富山県沖合、8日の新潟県佐渡島を含めて、まだ1月20日時点で既に4頭に達しているということは尋常ではない。これから先も、同様のニュースが伝えられる可能性が高いので注意して見ておいて頂きたい。
今回引き網に架かった鳥取県沖合は断層が多いため、そのずれにより電磁波が発生し易い場所であることは知られていることである。地震に直接関係するものなのかどうか定かなことは分からないが、少なくとも、電磁波の発生など海底で何らかの異常事態が起きていることは間違いないようである。
これまで捕獲されたダイオウイカの中には死んでいるものが多かったが、1月8日に定置網に架かった4メートルのダイオウイカ、今回の8メートルの巨大なダイオウイカは、アミで引き上げた同時はまだ生きていたと言うから、彼らの生息する深海の海底でその場を逃れなければならない程の厳しい状況が発生し、海面近くまで必死で逃れてきたということではないかと、思われる。
それにしても高熱の中で記事を書くと言うことは、なんともしんどいことである。1時間少々あれば書き上げる文章を、今回は4時間近くかかってしまった。私は元々、風邪をひいても38度を超すことが滅多になかっただけに、40度近い高熱はこたえる。 なおしばらくは、HPの掲載が出来ない日々が続くことと思われるがご容赦頂きたい。心配なのは26日に予定している帯広の講演会であるが、それまでには熱も引くことと思うので参加を予定しておられる方は、ご安心頂きたい。