大量の雹が積もる
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住民の話だと車が流れてくる様子は、まるで流氷のようであったという
どう見ても、真夏の7月を前にして見られる光景ではない。読者は他人事と
思って見てはいけない、大雪、猛暑、雹、明日はみな我が身となるからだ。
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24日、午後3時過ぎに東京の三鷹市と調布市の一部の地域を襲ったヒョウと洪水の被害。昨夜のニュースを見て驚かれた方も多かったことと思われる。我が住む町の150センチを超える大雪、北海道の90年ぶりの最高気温37.8度と、立て続けに2度の記録的な異常気象に遭遇した私は、今度は長年住んでいた三鷹市で、7月を目の前にした昨日、数センチ大の雹が降って30センチも積もったというニュースには、またまた驚かされた。
被害に遭った中原という地域は周囲から見てくぼんだ低地になっているため、周囲の雹が大雨で押し流されたこともあって、被害が一段と大きくなったようであるが、7月を目の前にしたこの時期に、30センチを超す降雪ならぬ降雹は前代未聞。
都会暮らしに明け暮れして「感性」が鈍くなっている人々も、今度ばかりは異常気象の切迫感を実感されたことだろう。
ニュースを見ていると、低気圧や高気圧の配置がこうだとか、積乱雲がどうだとか、どうでもいいような屁理屈を並べているが、こうした未曾有の記録的な異常気象が、今や世界中で次々と発生しており、もはや地球を取り巻く気象条件が尋常ならざる状況に向かっていることを、伝えている番組はない。まさに「木を見て森を語らず」、目先の現象だけしか関心がないようである。
そうあってはならないが故に、私はHP上で世界中で拡大している異常気象の実体を、出来るだけ伝えるようにしているわけであるが、お笑い番組や韓流番組にうつつを抜かしている主婦たちには、箱船が洪水に浮かぶその日の朝まで、気づきは無理のようである。
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続く米国の災害と二つの巨大地震
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増水中のミネソタ州のセントポール
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しばらく米国の自然災害のニュースは掲載してないが、その後も異常気象は一向に収まる気配がなく、西部の高温と干ばつ、山火事、中西部や南部の竜巻、雷、東部沿岸部の豪雨と洪水は相変わらず続いており、ニュースキャスターは、「自然の怒りはまだ収まりそうにないようだ!」と伝えている。
今週初めから降り続く大雨で中西部は幾つかの河が増水してきており、中でも、ミシシッピ川が増水中のミネソタ州のセントポールでは既に一部の地域が水に浸かり始めており、週末にかけて更なる被害が拡大しそうである。カンザス州のゴルフボール大の雹、インディアナポリスの大雨と強風、竜巻、そうした被害の状況は我が国の比ではない。
一方、大きなニュースにはなっていないが、24日には、アリューシャン列島のラット島付近でマグニチュード8、さらにニュージーランドの沖合ケルマデック島ではマグニチュード7.2の巨大地震が発生している。 我が国を取り巻く環太平洋地震帯では、春先以降、鳴りを潜めている日本とは違って、次々と巨大地震が発生し始めている。明日は我が身、時は刻一刻と迫っていることを、ゆめゆめ忘れないでおいて欲しいものだ。
同時掲載の「徳乃蔵ニュース」J もしっかり読んでおいて頂きたい。
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