東北地方の地震発生につては、東北大学の趙大鵬(チョウタイホウ)教授(地震学)らの研究で、地震波速度トモグラフィを用いて福島県いわき市の井戸沢断層と、福島第1原発のすぐ近くにある双葉断層の構造を調べた結果
、次のような点が明らかとなっている。
二つの断層の地表から地下150kmを比較したところ、それぞれの断層の下で巨大な水層が見つかり、両者の地下構造がよく似ていることが突き止められている。地下から上昇してくる水が断層に入り込み、滑りやすくなって地震が起こることから、趙教授は「
周辺域の原発の耐震強化が必要である」と話している。
現に、井戸沢断層では、2011年4月11日にM7の大規模地震が発生し、震源の深さが地下6.4キロであったため、震度6弱を観測している。したがって、東京電力福島第1原発から数キロ西にある宮城県の亘理町から福島県南相馬市を通り、いわき市久之浜町まで連続する大規模な双葉断層で、直下型地震が起こる可能性は小さくないようである。
一方、懸念されている富士山の噴火については、数日前、富士山麓にお住まいの方から、20日の午後4時ごろ 富士山の積雪の下に水蒸気と思われる煙がたなびいている写真が送られてきた。また地元の人から、東京の地震予知連の研究者と思われる人達が何人か観測に来ているとの情報も寄せられてきている。
研究者仲間からの情報によると、富士樹海には100個くらいの洞窟があり、研究者たちによってそれぞれに番号がつけられているようだが、今回の調査で2つの洞窟から温泉が湧き出ているのが確認されたようなので「噴火スタンバイ状態」状況が続いていることは確かなようである。
ただ研究者たちによる現地調査の結果、幸いなことに直ぐに噴火する状況ではないようで、震度4を超す
ような地震が発生しない限り、噴火に至ることはないだろうとのことであった。これで当面は安心であるが油断は禁物である。
また富士山を守護しておられる龍神様からも、暦が変わる来年の春先以前には自然発生的な噴火は起きないだろうと知らされているので、多少噴煙が上がることはあっても、
年初までは大噴火に至ることはないものと思われる。
来年は四柱推命学で言うところの「五黄土星」で、変革・変化・戦争・地震・災害・事件などが多いと言われる年であることを付記しておく。
やたらと不安や恐怖心を持つ必要はないが、いつ何が起きてもいいように、「心の備え」と「避難の準備」だけはしておきたいものである。