29日に非常事態宣言が発令されたコロラド州の史上最悪の山火事現場を視察したオバマ大統領が「これほど急速度の火の手の広がりは信じられないことだ」と、語ったばかりの米国で、今度は首都ワシントンを含む東部一帯に
新たな暴風雨が発生し、30日までに少なくとも12人が死亡、300万世帯以上が停電に見舞われる事態が発生している。
コロラド州から帰ったばかりのオバマ大統領は直ちに米連邦緊急事態管理局(FEMA)に対し、復旧支援を命じ、ワシントン州やオハイオ州、バージニア州、ウェストバージニア州の当局は、非常事態宣言を発令した。
雷雨や突風による被害は、上記の4州以外でも、中西部のオハイオ州や南部のウェストバージニア州、東部のペンシルベニア州などに広範囲に広がっており、オバマ大統領は30日、各州の知事に対し連邦政府として必要な支援を行う方針を伝えている。
一方、中西部の熱波は東部から南部にかけても広がり、ABCニュースは異常高温地域は米国国土の70%まで拡大していることを伝えている。中でも、コロラド州の東に位置する中西部のビルシティでは28日になんと46度という、信じ難い異常高温を記録。ABCニュースを見ていると、まるで高熱の巨大なドームが米国全土を縦横無尽に動き回っている感じである。
どうやら、山火事、砂嵐、暴風雨、熱波と昨年に続き今年も、米国は様々な異常気象による災害、それにどれもが記録的な規模の大災害に見舞われているようだ。
英国の暴風雨による洪水、中国の干ばつ、スペインの山火事 ・・・・・ どう見ても地球の気候にかってない異変が起きてきていることは間違いなさそうである。
しかし、こうした異常事態の発生を日本のテレビや新聞はほとんど伝えることなく、海外ニュースを伝えるはずのBSテレビ局も相も変わらず、アメリカリーグの野球中継や暇をもてあました主婦向けの韓国ドラマを放送し続けている。マスコミのレベルダウンによる日本人総白痴化
、世界情勢音痴症状はますます進むばかりである。