西シベリアを襲う大寒波

ホーム
上へ
愚かな選択 大飯原発再稼働
アメリカの異常気象 B
丘のある町美瑛 A
子供を襲う謎の病気
米国の異常気象 C
続出するゾンビ出現
進む世界の気候変動 @
進む世界の気候変動 A
ウォータークロックの前兆
進む世界の気候変動 B
不可思議な海底建造物
進む世界の異常気象 C
北京の洪水被害拡大
進む世界の異常気象 D
4日間でグリーンランドの氷床消滅の怪
進む世界の異常気象 E
「素」を見せ始めたプーチン政権
米国に新たな脅威
真ん丸太陽
米国・広がる災害
シリア難民の惨状を憂う
「素」が出た韓国大統領
読者からのメール
動き始めた欧州危機
北極海の海氷、最小に
反日デモの裏からくり
欧米の地方自治体の財政難
ミルカさんからのメッセージ @
驚異的なマヤの銘板
進むも止まるも茨の道
米国の竜巻
尖閣諸島問題
真っ赤に染まった長江
米国の異変
反日デモの裏
イエス・キリストに妻がいた!
地獄のフタを開ける日米欧
宇宙の真相を語る人々
地震予知の在り方
ギリシャの窮状
ミルカさんからのメッセージA
中国で発見された驚愕の世界地図
猛暑から厳冬へ
地震と富士山噴火
スペイン赤十字、異例の国内支援
地震予知情報
習近平副主席雲隠れの真相
今も続く米国の山火事
イタリア・地震学者らに実刑判決
衰退する米国の焦り
2013年カレンダー発売のご案内
ニューヨークを目指す超巨大ハリケーン
巨大ハリケーン「サンディ」
北京・季節外れの大雪で混乱
チベット自治区・急増する焼身自殺者
驚きの映像
ポポ山・衝撃の映像の真相
欧州全土で反緊縮の一斉スト
政治をもてあそぶ政治家達
生命エネルギーを浴びる地球
地震・噴火情報
情報伝達者の役割
ビッグ・チェンジの前兆
欧州を襲う異常気象
笹子トンネル事故
奇妙なユーチューブ映像
再び暴風雪
帯広・札幌講演会を終えて
間近に迫る米国の転落
シリアの惨状
西シベリアを襲う大寒波
CNNが伝える不可解なニュース(1)
CNNが伝える不可解なニュース(2)
メドベージェフ首相の奇妙な発言
「財政の崖」審議中断
ロシアの宇宙情報
不正流出が続く中国
米議会・最後の審議
迫るタイムリミット

暖房装置もダウン

 

 
 


夜の最低気温が−40度を超したノヴォシビルスク市

 


先月下旬、モスクワが過去50年で一番という70センチの大雪も見舞われたことは「欧州を襲う異常気象」で記した通りであるが、先週 末の14日には、ロシア全域が異常寒波に見舞われ、中でも西シベリア地方のノヴォシビルスク市一帯は昼間の最高気温が−35℃というとてつもない寒波に襲われた ようである。

シベリアと聞くと、冷凍マンモスの発見された永久凍土の極寒の地と錯覚される方が多いかもしれないが、ノヴォシビルスク市はオビ川沿いにあるロシア連邦第3の都市で 、モスクワと同じ北緯55度に位置する街である。それを考えると、この時期、昼間の最高気温が−35度というのは間違いなく異常な寒さであることが分かる。

因みに、ノヴォシビルスクの12月の平均の最高気温は−12・7℃、最低気温は−16・4度であるから、平年の気温を20度近く下回ったことにな り、夜は−40℃を超していたというから、記録に残る最低気温−45℃の一歩手前に達していたことになる。

少々の寒さには驚かない住民も超一級の寒気団の到来には参ったようである。多くの居住区で暖房システムがダウンしてしまい、暖が取れない状況に追い込まれたというから、 さぞかし大変だったことだろう。

12月中旬はまだ冬の始まりである。厳しい寒さはこれからが本番だけに、ロシア政府も対策に大わらわで、ロシアのテレビ「RTR」を見ると、関係閣僚を前にして、メドベージェフ首相は「気象庁は今年の寒さはここ10年で最も厳しいもになると言っている」と 述べ、万全の対策を講じるよう指示を出していた。

米国、中でも西海岸一帯は今年初めから異常な暑さに見舞われ、冬場に入ってもまだ平均気温を上回る日が続いているのとは反対に、ヨーロッパからロシア、韓国、日本は例年を10℃も下回る寒さに襲われている。 地球の気象は完全に狂ってしまったようである。

どうやら、この冬は相当厳しい寒気団に襲われることを覚悟しておいた方が良さそうだ。因みに、私の住む北杜市は最低気温が−16℃ぐらいまでいったことがあるようなので、今年はそれを上回ることになるかも知れない。


 

 

 
 


昼の最高気温が−35℃、寒さの程が顔に現れている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戻る 上へ 進む