拡大し続ける新島が意味するもの
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西之島に連なった新島。大きさはほぼ同じまで成長している。
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10月に小笠原諸島の一角に出現した新島、いつの間にか成長し続けて隣の西之島につながった。これで新島には名前がつくことなく、拡大した西之島の一部となりそうである。
驚かされるのは、噴火発生で誕生したあともなお、島が凄い勢いで成長し続けていることである。誕生したばかりの新島は西之島に比べて遙かに小さかったのに、写真を見れば分かるように、陸続きとなった状態の大きさはほぼ同じ面積となっている。それは噴火が今もなお続いており、溶岩流の噴出も衰えることなく続いていることを意味している。
問題は噴火し溶岩流を流し続けている島が富士〜伊豆諸島火山帯につながる小笠原諸島の一角にあることである。富士山の噴火が今もなお厳しい状況にあることは既にお知らせしている通りであるが、龍神様や宇宙船からの押さえは同じ火山帯に属するエリアに溶岩の流れを分散することとなっている。
そうした流れの中で起きたのが、西之島につながる海底で発生した海中噴火であったわけであるが、その規模が大きかったために海中から島が顔を出すまでになり、新島が出現することとなったわけである。そして、その噴火活動がその後も続き、新島が日に日に大きさを増して来ているということは、大本の富士山の地下の溶岩やガスの発生が、今もなお続いていることを意味していることになる。
新島の成長状況は、富士山と箱根などその周辺の噴火活動や地震活動を推し量る上で重要な情報となるので、関心を持って見守っていきたいものである。
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11月21日当時の新島は西之島に比べて10分の1程度の大きさしか
なかった。それがわずか50日ほどで、西之島と変わらない程に成長した
ことを考えると、地下活動がいかに活発であるかが分かろうというものである。
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徳乃蔵ニュース
徳乃蔵の営業も昨日27日をもって、無事今年の営業を終えることが出来ました。北海道や九州、沖縄を始め遠方からご来館頂いた多くの皆様に心より感謝申し上げます。来年は、1月7日(火)よりオープンしますので、またご都合を付けてご来館下さい。
なお、ギャラリーの写真展は1月いっぱい「ペルーアマゾン写真展」を継続いたします。先日NHKのBSテレビで2時間番組としてペルーアマゾン紀行を上映していましたが、その中で映された動物や鳥、蝶たちの数が私の写真集の何分の一にも満たなかったことで、写真集をお持ちの方々から、大変な苦労の中で撮られたことを、改めて感じましたというメールをたくさん頂くところとなった。
撮影の旅もたった1度で1週間足らずでは、いくらNHKの技術力を持ってしても無理というものである。私の場合は、2週間から1ヶ月の撮影の旅を3年間にわたって合計4回、条件が大きく異なる。さらに大きな違いはガイドさんの案内力である。
いくら現地ガイドの資格を持っているとは言え、日本人ガイドに案内されての旅では、アマゾンで生まれ育った人物に案内されての撮影紀行に並ぶことは、とうてい無理というもの。一例で言うなら、鳥の姿を見て確認するガイドさんと、遠くでさえずる鳥たちの鳴き声を聞いただけで、鳥の存在ばかりかその種類まで知ることの出来るガイドさんとの違いである。
展示期間を1ヶ月延長したのも、そんな素晴らしいガイドさんと天のご手配に恵まれて撮影できた写真を、一人でも多くの人に見て欲しいと願ってのことである。何度かご来館頂いて写真を見られた方が、先日「ギャラリーの中にアマゾンの雰囲気が強く漂い始めていますね」と語っておられた。そんな話をお聞きして見ると、鳥たちの目に輝きが増してきたように見えるから不思議である。
寒い期間の20日間ですが一人でも多くの皆様にご来館頂き、ご自身の目で消滅が進むアマゾンの自然や野鳥たちの可愛らしい姿を、とくとご覧頂けたらと念じております。
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