全国各地で猛暑が続いていますが、読者の皆さんいかがお過ごしでしょうか。連日のうだるような暑さには、少々うんざりしておられるのではないかと思います。山梨県各地もここ数日40度近い猛暑に襲われ全国ニュースでも取り上げられていますが、標高が1000メートルを超す八ヶ岳山麓一帯は平地とは10度以上の温度差があるため、涼を求めて関東圏や名古屋方面から多くの避暑客が訪れております。
先月オープンした「スペース&ギャラリー
徳乃蔵」は、標高の高さに加えて土蔵造りであるため部屋の中に入ると、更にひんやりとしてまったく暑さを感じません。有り難いことに、江戸中期以来の300年の歴史が醸し出すくつろいだ雰囲気と涼しさに、来客者の皆様には「身も心も癒やされるようだ」と大変喜んで頂いております。
そんな癒やしの空間「スペース&ギャラリー
徳乃蔵」のイベントが、7月14日(日)から変わります。「龍蛇族直系の日本人よ!」「世界に散った龍蛇族よ!」でご紹介した、中学生アーティスト兼古和宙君の切り絵展が開かれることになりました。
2冊の本の表紙や挿絵には、和宙君がまだ小学校の高学年の頃の切り絵が使われていますが、20〜30年切り絵に取り組んでこられたプロの方々が、下書きなしで家庭用の小型ハサミで刻まれたその切り絵をご覧になられて絶句しておられたようですが、最近の一段と精緻になった作品をご覧になられたら、更に舌を巻かれることと思います。
切り絵をする様子は両親意外には一切見せない和宙君、しかし、なぜか私にだけは見せてくれます。体をねじって空を飛ぶ天龍や羽を広げた翼竜の姿、それも体の隅々に精緻な切り目が入った龍たちの姿が一筆画のように切り取られていく様子は、不器用な私には神業(かみわざ)としか表現が出来ません。
そんな和宙君が徳乃蔵開設の話を両親から聞いて、おじさんのギャラリーで「切り絵展をやってもいいよ」とおっしゃられ、新作を制作してくれることになりました。数日前に送って来られたそれを見ると、一枚一枚の切り口が一段と精緻になっており、この1〜2年の技の進化のほどに改めて驚かされております。
今回展示する30枚を超す切り絵の対象は龍だけでなく、鳳凰や亀など種類も多く、その大きさも10センチ大の小さいものから、30センチに至る大きなものまで様々です。それらがお母様が描かれた下絵の上に貼られた姿は実に圧巻で、ご覧になられた方の驚きと感動の様子が目に浮かぶようです。
お住まいの関西圏から遠く離れた八ヶ岳山麓のこの地で、そうした他に類を見ない素晴らしい作品が、カフェルームに掲げられた加悦徹画伯の最高傑作の一枚である龍神様の掛け軸絵と共に展示させて頂けることは、まさに龍神様のご手配によるもので、それだけに是非一人でも多くの方々に観て頂けたらと願っているところである。
作品を観るたびに、和宙君と同年代の子供達に観て頂けたらと願っていたところ、幸いにも開催が夏休み中となりましたので、多くの小中学生の皆さんに観て頂きたいものである。一枚一枚の作品に注がれた和宙君の聖なるエネルギーが、次元上昇を遂げつつある純粋な子供さん達には、間違いなく伝わるはずです。
中学生以下は閲覧料は無料とさせて頂いておりますので、避暑かたがたお子様連れで、是非お出でかけ下さい。なお、ごゆるりとご覧頂くには平日がよろしいかと思いますので、ご都合が付く方は休館日の月曜日(7月15日(祝日)は開催)以外の平日に
お越し頂けたらと思っています。
開催案内の詳細については、
ホームページ http://www.tokunokura.com
並びに
フェイスブック
http://www.facebook.com/zasikikura をご覧になって頂きたい。