5次元世界を実感する最後のチャンス
「スペース&ギャラリー徳乃蔵」にご来場頂いた多くの方々に大きな感動を与えている兼古和宙君の切り絵展、いよいよ残り10日間となった。この機会を逃すこと無く、ご自身の目と心で神業と言われるその凄さと感動を味わって頂きたいと思っている。
稲妻を発する銀龍をはじめ、飛揚する鳳凰(ほうおう)、八咫烏(やたがらす)などの躍動感にあふれたその姿は、彼の目で捉えた実在する5次元世界を写し取ったものだけに、鑑賞者に
高次元世界の存在を実感させること請け合いである。
また心を込めて切り取った1枚1枚には、和宙君の強いエネルギーが注がれている。ギャラリー内部に満ちた生命エネルギーに圧倒させられる人が多いのは、そのために違いない。
また、会場内で実際に切り取った3枚の龍神とその残片には、生のエネルギーが残されている。
セサル・ラトーレの絵画展とアンデス音楽
演奏会
させ、切り絵展終了の後は、ペルーはクスコ出身の音楽家で画家でもあるセサル・ラトーレ氏の描いた絵画展と演奏会を下記日程で開催する予定である。セサル氏はペルーで日本の文化勲章クラスの勲章を受けられた父・ヘスス
ラ
トーレの指導を受けただけあって、その作品はなかなか見応えがある。作品はマチュピチュ遺跡やクスコの街並みを描いたものが多いので、インカ文明に関心のある方にも喜ばれるに違いない。
なお9月15日、16日はセサル氏によるアンデス音楽の演奏会を予定している。ペルーでも有数のミュージッシャンである彼が、土蔵造りのホールの中で奏でる「コンドルは飛んでいる」をはじめとするアンデス音楽の数々は、きっと皆さんの心に心地よい響きをもたらすことであろう。
なお演奏会は予約制となっており、定員数が30名と少ないため、満席になる可能性が大きいので、早めにお申し込み頂くようにして頂きたい。
セサル氏は私のこれまでのペルーでの学校建設にお手伝い頂いた人物であることは、読者は既にご承知のことと思うが、演奏会では、私から学校建設に関わるエピソードなども映像を交えながらお話しする予定である。
セサル・ラ・トーレ「私のクスコ」展のご案内
開催期間 : 8月31日(土)〜9月23日(月) 開館時間 : 10:00− 18:30
入場料:一般 800 円/学生 600 円
障害者手帳をお持ちの方と中学生以下無料
休館日:月曜日 ※ 9 月16 日、23 日は開館 ※9 月17 日、21 日は休館
アンデス音楽・演奏会のご案内